会場内でもひときわ人気の高いSlate Pro Audioブース。入れ替わり立ちかわり人の波が途絶えることがありません。
それもそのはず、ブース内には最新のRaven 2ソフトウェアでリリースされるBatch Commanderがセットアップされ、次から次にユーザーがタッチ操作を行っています!
ブースの中央に”RAVEN MTX MKII”を配置していました。小型コンソールほどのサイズがあり、これでミックスしたらさぞワクワクするだろうなと思いました。
Protoolsユーザーの最高の時短ツールと言える”Batch Commander”
画面下部に見えるBatch Comannder、一見、映像的なインパクトはありませんが、Protoolsのワークフローを構成する上で、まさに革新的なソフトウェアとなっています。
オーディオ、MIDIにかかわらずProtools内で処理をする場合は、基本的に複数のプロセスを取るのが一般的です。
例えば、各トラックをパラデータとしてここに名前をつけて書き出しなどを行う場合、通常であれば、複数回のマウス操作が必要となりますが、Batch Commanderを用いるとワンボタンクリックで、一気に書き出しが完了してしまいます。
さらに、各プロセスはユーザーごとに並び替えすることが可能なので、使用する用途やユーザーごとにカスタマイズしていけるのも大きな魅力でしょう。
Steven Slate氏本人による解説動画をぜひご覧ください!
製品仕様:
・Protools 10 及び Protools 11
※将来的には、Logic Pro X、Ableton Live 、Digital Performer 、Cubase、Nuendoなど各種DAWでの使用も可能になる予定。
・Mac OSC 10.7 over/Windowsは将来的に対応予定
・推奨PCスペック 2.3GHz Processor以上、グラフィック512MB以上、8GB RAM(最小4GB RAM )
なんと、従来は、Ravenソフトウェアに付属していたBatch Commanderが単体購入可能となっています。
すでにオンライン上では、デモ版のダウンロードが可能、興味のある方はぜひ!
http://www.slatemt.com/products/batch-commander/
こちらは、RAVENシリーズ最小の”MTI”
マルチタッチに対応し、まさに直接Protoolsの操作ができます。スタジオレイアウトを考えると、このサイズのRAVENは比較的導入しやすいですよね。
もしかすると、先ほどのMTIの写真で、機材の間に鎮座するコントローラーに気づいた方もいらっしゃるかもしれませんね。
slate control 、まさしくモニターコントローラーのようで、MTI用に作られたコントローラーかと思いましたが、残念ながらモックのようです。
しかし、この作り込み具合は、期待せずにはいられませんよね。
Writer Fukuyama
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