IBCで8320 / 8330 / 7350と新しいDSP技術を搭載したモデルが発表されたばかりですが、AES 2014でも8351という全く新しいデザインによるスピーカーが登場しています。
8351はこちらの写真のモデル。なんとも不思議な見た目だと思いませんか?
こちら実は3wayのSpeakerとなっています。中央のユニットは2way-coaxicalでウーファーユニットは、なんとエンクロージャー内部に仕込まれていて上下のスリットから音が出力されるとのこと。
内部はこのように上下に2本のウーファーが仕込まれており、定評あるGenelecのSubWooferの技術が利用されているとのこと。そして、この2本のユニットで10inchユニット相当の低域再生能力を持っているということです。
このユニットの最大の魅力は、スピーカーとリスニングポイントの角度の違いによる音色の変化を最低限としていること。
そのためにエンクロージャーの中央に同軸のユニットを配置するということは理にかなっていますね。
そしてそのサイズですが、8050とほぼ同等。8050が8inch wooferなので同じサイズのエンクロージャーで2inch UPの豊かな低域を手に入れているということになります。こちらの写真の隣のモデルは8260なのですが、性能的には同等となってくるということになります。
他にも、進化を続けるSAM=Smart Active Monitoringの紹介も。今までは1対1でしか測定と補正が行えなかったのが、ネットワークを通じて1対多数のスピーカーのチューニングを実現。サラウンドなど、多チャンネルの調整時に今まで以上の精度でのDSP補正を実現しているということです。
価格は$4995とのことです。狭い空間でもラージを置くことが可能な最新機種の登場ですね。
Writer Y.Maeda
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