IBCでのAvid-Apogeeコラボレーションによる黒いDuet、Quartet発表もつかの間、AES2014 数日前突如発表されたApogee ensemble、その実機が遂にお披露目です!!
グレーの筐体を持つEnsemble、カラーで誤解される方がいるかもしれませんが、今回はAvidとは関係なくMac動作Maestroソフトウェア装備の完全なるApogee新製品。まず既に公表されている基本的なハイライトの中でも注目すべきポイントをピックアップ!
- 超低レーテンシーを実現したThunderbolt 接続(バッファー 32 、サンプル・レート 96kHzで往復 1.1 ms )
- リアンプ対応:フロント・パネルにJFET ギター・インプット、デュアル・モード・リアンプ・アウト搭載
- ゲイン75dBのステップ・ゲイン回路搭載のマイク・プリアンプ x 8
- 1Uながらトータル30 x 34の入出力
- 美しく、高解像度。極めて視認性の高い本体OLED液晶
- 機能選択可能なボタン x 4
- トークバック(内蔵もしくは外部)
- アウトプット設定(スピーカー・セット、ミュート、ディム、モノサムなど)
豊富な入出力は同じながら、シンプルなI/Oだった2007年発売の旧モデルと比較して、入出力も含めとにかく高機能な印象が際立つ新型Ensemble。中でもギタリストにとってリアンプの対応は最も嬉しい付加機能と言えますね。記載の通りバッファー32Sampleまで追い込む本体チップセット、そして新型マエストロソフトウェアが実現した96kHzで往復 1.1 msという超低レーテンシーなどなど、注目の機能面をお馴染みプロダクト開発ディレクターのロジャーさんに解説してもらいましょう!
そしてフラッグシップとしての高い拡張性やProTools I/Oへの対応が可能なSymphonyシリーズも中核としてAES2014 ブースに展示。こちらは国内でもThunderbolt BridgeやMicPreモジュールなどとのお得なバンドル販売も開始されており 、Apogeeテクノロジーを代表する2機種として比較試聴が待ち遠しいですね。かつて『944 Filter』から始まり、その後AD/DA、クロック、ディザリングに特化し数多くの賞に輝いた同社テクノロジーの粋を集めたEnsemble。そのサウンド体験までもう少しだけお待ちくださいね! 出荷開始は11月を予定! ご期待ください!
Writer Takemoto
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