Puple Audioブース内では、とくに印象的なプロダクト、メーター&フェーダパネルのMFtwenty5が展開されていました。
本体中段のAPI500モジュールラックを搭載した、レコーディング及びミキシング時に適したコンソールとなっています。
2段構えとなるAPI500スロットの下部に、CHANNEL SECTIONとMASTER SECTIONを配置。
solo/muteスイッチ、チャンネルのmono/stereo切り替え、ノブはmonoモードではLEVELとPAN、STEREOモードではLEVELとBalanceを調整できる仕様です。
VPR対応のコンソールといえば、Solid State Logicからも、XL-Deskが発表されていましたね。
http://www.miroc.co.jp/show-report/aes2014/archives/439
Puple AudioのAPIモジュールを10スロット搭載可能なSWEET TENと1176のモディファイモデルMC77 Limiter。
SWEET TENはRockoN渋谷店でも展示中!Puple Audio のMoiynモジュールを使用することで、8ch/2outのミキサーとしても使用できるラックです。
MC77 Limiterは1176 リヴィジョンEをモデルとして開発された製品。先代のMC76からの改良点は以下
・フロントパネルスイッチをシール化し、トゥルーバイパス
・ステレオリンクフロントパネルスイッチを改良
・サイドチェイン入力のloop ore key切り替えフロントパネルスイッチ搭載
・VUメーター+4dBuモニターが可能に
・LEDメーターライト採用
・155/230V切り替えスイッチ搭載
画面左はラックマウント可能な4UのMaster sectionのなかのControl Room Monitoring Panelユニット。リモートでの使用や、複数あるコンソールルームでの操作などでの使用を想定されています。
写真右のモジュールは複数のサウンドバラエティーを持つマイクプリアンプ”Biz”です。
本体中央の2つのオペアンプを搭載し、Dualスイッチを押すことでスプリットすることができます。Input Gainとdual設定により、1台で異なるサウンドキャラクターを選ぶことができるようになっています。
日本国内では、これからの普及が予想されるVPRですが、すでに一般的な機材となっている海外シーンでは、すでにコンソールと一体化した製品がリリースされてきましたね。
個人的に、VPRのいいところは、選べる楽しみにあると思っています。
自分仕様にカスタマイズしたコンソールでレコーディングやミキシングができるなんて、しかもコストパフォーマンスもすぐれているとくれば、今後システムを更新する際の一つのキーワードになるのは間違いなさそうです。
Writer Fukuyama
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