AESブースの中でも、ブースの真ん中にグランドピアノでの生ピアノ演奏を配置し、ラグジュアリーな雰囲気で来訪者をひきつけていたDPAブース。
同社の誇るdシリーズマイクロフォンがところせましと展示されていました。
dシリーズは、マイクロフォンとウェアラブルパーツを組み合わせ、レコーディングのシーンにそった最適なソリューションを提案するシリーズです。
ヘッドセットから、楽器ボーカルレコーディング、サラウンドに至るまでコンパクトかつ高性能な製品がラインナップされています。
今回注目の”d:screet Necklace Microphone”
4061無指向性ミニチュアカプセルを柔らかいゴムのネックレスで包み込んだ形状となっています。これまで主に用いられてきたピンマイクと比べ取り付けともに非常に簡単に行えます。
スピードが重要視される収録現場などに向いている製品です。ピンマイク型よりも衣装によっては、目立ちにくいため、今後、映像番組で使用されるシーンも増えていきそうですね。
ピアノのサウンドホールでは、d:dicateシリーズから2011Cと4011Aが取り付けられています。
4000シリーズは、そのナチュラルな音質から、PAの現場を中心に、多くのコンサートホールやレコーディングスタジオに導入されている実績のある定番マイクロフォン。
特に、単一指向軸特性は、オフマイクセッティングが必要とされるクラシックレコーディングで高い評価を得ています。(4011シリーズは、単一指向モデルです。)
さらに、指向軸外の特性は、単一指向特性に基づいた非常になめらかなレスポンスを持っており、音の回りこみによる音質を損ねることなく収録することが可能です。
2011シリーズは、4000シリーズの弟分に位置するモデル。同社の誇るミニチュアマイクロフォン設計を基に、昨今新たに開発されたデュアルダイヤフラム方式のマイクロフォンです。
カプセル部分のユニット交換により、上記機種の4000シリーズのカプセルを導入しアップグレードも可能です。
Writer Fukuyama
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