アウトボード設計のレジェンド、Rupert Neve氏の冠を擁すRUPERT NEVE DESIGNS社(以下RND社)は、ユーロラック規格のShelford SeriesやハーフラックPORTICOシリーズ、最近ではVPR500シリーズ対応の製品Porticoシリーズなど今までの歴史的な機種を総括し現代の制作シーンにマッチするモダンなプロダクトを息つく暇もなく精力的にリリースしてきました。
そのRNDから、ついにVPR500規格対応シャーシ「C6」がNAMM2015で初登場するとの情報が飛び込んできました。
いかにも堅牢そうな造りと可搬性のために用意された持ち手。まるでデジャブのような感覚に襲われます(笑)
それでもVPRシャーシで気になる点といえばやはり各スロットに電力の供給できる量ですね。現時点で1ch当たりの供給電流量などは未発表となっていますが、”Power You Can Trust”という謳い文句と、どのくらいの電力を使用しているのかが分かるLEDインジケーターの搭載などを踏まえると、我々の満足のいく電力設計であることは予想がつきます。
インプットとアウトプット端子にはXLR、TRS、そしてD-Subと汎用性の高い接続ができる充実したコネクタ群を搭載。もちろん48Vファンタムパワーも供給可能です。
信頼できるパワー、利便性があり、手頃な価格で入手できるシャーシがあるとしたら国内VPR市場もますます加速することでしょう。
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