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NAMM 2015

NAMM2015 Day1 : Arturia

期待の新星!次世代のオーディオインターフェース”Audiofuse”と全てのデバイスをコントロールするマスターシーケンサー”BeatStep Pro”がベールを脱いだ!

Arturia at NAMM 2015

クリエイターの作業スペースを再現したかのようなレイアウトが特徴的なArturiaブース。同社初カテゴリーのプロダクトがリリースされた事もあり、Winter NAMM 2015のArturiaブースにも非常に多くの来訪者が訪れ、熱心に質疑応答が行われていました。

◉Arturia社、初のオーディオインターフェース”Audiofuse”

リズムマシンSpark、MIDIキーボード KEYLABシリーズ、アナログシンセサイザーMiniBruteを始め、昨今ハードウェアプロダクトのリリースが相次ぎ、人気を博しているArturia社から初のオーディオインターフェースが登場です。

Arturia at NAMM 2015

DTMマガジンでおなじみの氏家さんがいらっしゃいました!今回、Arturiaのデモンストレーターとしていらっしゃっているとの事で、気になるAudiofuseについてインタビューさせていただきました。

同社がNext Generationと謳うインターフェースは、性能はもちろんのこと、Arturiaならではのアイデアを惜しむ事無く盛り込まれた製品となっています。

特に、今回のモデルでは、非常にこだわった音質面とミュージシャン目線のプロダクトデザインに注目です。

Arturia at NAMM 2015

 ポイント1:徹底した音質へのこだわりから生まれた自社開発のマイクプリアンプ “Descrete Pro”

初のオーディオインターフェースを開発するにあたって、ハイクオリティーなマイクプリを提供するために、サードパーティーのパーツを用いないということを決めたとのことで、いまなおスタジオ定番として君臨する定番のクラシックアウトボードからインスパイアされたマイクプリを開発し、非常に満足のいく仕上がりとなっているとのことです。

ポイント2:高精度なクロック技術の搭載とジッター除去

ハイクオリティーなマイクプリにより収録された音を、PC等のデジタルデバイスで取り扱う際に重要なポイントは、クロックの正確性にあります。20ppm(20万分の一)の精度を持つクロックを搭載し、さらにジッター除去機能を搭載する事で、デジタル機材において必然とも言える、高精度サウンドを生み出すのに不可欠な機能を盛り込んでいます。

Arturia at NAMM 2015

ポイント3:ミュージシャンに本当に必要とされる最適なUI設計

PC上でのクリック操作等余計な操作を減らし、スムースな音楽制作に適したインターフェースとするため、このサイズ帯では珍しいともいえる、トークバックとスピーカーのA/B切り換えを搭載しているのは大きな魅力!

さらに、上写真の本体背面をみていただくと、外部機器との連携についても充分に思慮されているのが分かります。MIDI IN/OUT、さらにUSB HUBスロットを3つ、Phono入力用の端子も搭載しています。

ポイント 4:柔軟なOSソフトウェア サポート

OSX、WIndows、iOSをはじめとし、Android、Linuxでも使用可能とのことなので、ほぼどのようなデバイスでも使用できるのは非常に頼もしい仕様です。さらに、なんとレイテンシーは3msと、驚きです!

Arturia at NAMM 2015 Arturia at NAMM 2015Arturia at NAMM 2015Arturia at NAMM 2015

ポイント5:新しい発想のデザインと選べるカラーバリエーション

写真を見て頂ければ分かるとおり、インターフェスはフタ付となっており、非常にかわいらしい見た目ですが、モバイル時にソフトケースを用意せずとも本体を充分にプロテクトしてくれ、いざ使用する際もさっと準備出来る利点がありますよ。

カラーバリエーションも、Arturiaらしく3種類用意されており、好みの一台が選べます。

ハンズオンハードウェアシーケンサーの最新型”BeatStep pro”

Arturia at NAMM 2015

ハードウェアシンセ、リズムマシンオーナーの方をはじめ、クリエイターの皆様に声を大にしてお伝えしたいのが、こちらのBeatStep PRO。

現行機種の”BEATSTEP”の上位機種に当たるモデルともみえますが、今回のモデルは、もはや別カテゴリーと言った方が伝わりやすいかもしれません。

Arturia at NAMM 2015

基本的には、メロディックシーケンサー、ドラムシーケンサー、MIDIコントローラーの機能を有していますが、デバイスを統括するシステムの中核となりうる設計を持っています!

まずは動画をご覧ください。

いかがでしたでしょうか?

デジタル、アナログ問わずさらにはPC、iOS上のアプリ等、垣根を超えてデバイスを縦横無尽にコントロールします。

Arturia at NAMM 2015

想定される使用シーンを考えてみると

・DAWでのMIDIコントロールによるシーケンサー制御

・LIVEパフォーマンス時のアナログシンセ、リズムマシンをリアルタイム制御

が主な使用用途になるでしょうか。

パネルレイアウトをじっくり見て行きましょう。

Arturia at NAMM 2015

 

①トランスポート

②TRANS LINK/PRST LINK、、、プリセット、移調の切り換え

③SWING/Randomizer、、、スウィングとパターンのランダム調整

④Parttern Length 、、、1から64ステップの長さで選択が可能。ディスプレイ上には、プレイ位置とバンク長さ等が表示されます。

⑤Multiple sync sources、、、インターナルクロック、USB、エクスターナルMIDIクロック、Analog/DINクロック

⑥シーケンスコントロールセクション、、、SEQUENCER 1、SEQUENCER 2、DRUM、それぞれ独立してシーケンスのセレクトやMUTEが選べます。

⑦プロジェクト/コントロール モード、、、プロジェクトとコントロールの選択

⑧タッチセンスノブ、、、ピッチ、ゲート、ベロシティー、ステップシーケンサーのタイミングシフト等を調節

⑨ステップボタン、、、通常のシーケンサーのステップ入力の他、プリセットのセレクトにも使用

⑩圧力反応パッド

Arturia at NAMM 2015

⑪CV/Gates、、、1V/octの出力

⑫Drums Gates、、、外部デバイスのトリガーとして機能する、Drumシーケンサーの出力

⑬Clock 、、、クロックのインプット/アウトプット

⑭MIDI、、、付属のアダプターを使用しMIDIを出力します。

⑮USB、、、クラスコンプライアントに対応。スタンドアロン使用時は、ここからUSB電源供給になります。

 

◉主な製品特徴

・2モノフォニックステップシーケンサー

・16トラックのドラムシーケンサー

・16プロジェクト取り扱い可能。(16×2シーケンス、16ドラムシーケンス、コントローラーマップ)

・ランダマイザー機能

・リアルタイムルーパー/ローラータッチストリップ

・シーケンス毎にスウィング設定可能

・タッチセンスノブ、タップテンポ搭載

・CV/GATE アウトプット、8ドラムゲート出力

Arturia at NAMM 2015

2014年末発売開始され、すでにRockoNでも人気の同社初ハンマーアクションに対応したMIDIキーボード、KEYLAB88が鎮座していました。

コチラのモデルは、多くのハイエンドシンセサイザーや電子ピアノに鍵盤パーツを供給しているイタリアのFatar社の鍵盤を採用し、ユーザーの期待に応えるピアノタッチを実現しています。

氏家さんによるデモンストレーションをご覧ください。

Arturia at NAMM 2015

V-Collectionのバージョン4などのソフトウェアを始め、アナログシンセMinibruteシリーズ、さらにKEYLABシリーズ等に代表されるハードウェア、さらに、オーディオインターフェースの開発と、飛躍的に製品ラインナップを拡充し、ユーザーの求めるプロダクトを次々と提案しているArturia社の技術力の高さから目がはなせないですね。

Arturia

Writer.Fukuyama

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