NAMM2015でお伝えしていましたArturia社、初のオーディオインターフェース”AUDIOFUSE”がいよいよ、間もなく出荷開始ということで話題を集めています。
写真からもわかる通りこのコンパクトさ。この小さなサイズに「next-generation」と謳われるオーディオインターフェースの優れた機能が集約しています。入出力は14IN/14OUT搭載。自社でカスタム設計した「DiscretePRO」という名称が冠されたマイクプリは、ヴィテンテージコンソールの最良な部分である音楽的サウンドを現代のカッティングエッジな技術で統合し開発。ARTURIAはみなさんご存知の通り、TAE (True Analog Emulation)という基幹技術で、数々のアナログハードウェアシンセサイザーをソフトウェアで高い精度で再現していますが、同社のもつ技術やセンスが生み出した「DiscretePRO」の実力も推して知るべしでしょう。
パネル上に多数のファンクションが、ぎっしりとレイアウトされていますが、中心の「OUTPUT LEVEL」ノブを最大にして、それを取り囲むように、あるべき機能があるべき場所にレイアウトされており「よく考えられてるな」といった印象です。
背面を見てみると、ここでも本当に多数の入出力端子がぎっしりとレイアウトされてますが、USB端子を3つも備えているのが目につきます。ここへはマスターキーボードやドングルなどのUSBメモリを挿せ、USBハブを外に用意することを避け、インターフェース周りはAUDIOFUSE1台だけに、シンプルに集約させようというARTURIAの設計思想が垣間みれます。
去るNAMM2015で登場したAUDIOFUSEですが間もなく出荷開始。シルバー、グレー、ブラックというカラーからチョイス出来、価格は$599.00 USDということで、この機能にして驚くべき価格設定だと思いますが、いかがでしょうか?NAMM2015でデモンストレーターをやられていた氏家克典氏のプレゼン動画も、再度ご覧ください。
Writer : Tsuneyoshi