多数の新製品が登場し、大きな盛り上がりを見せるAES NY 2015。AVIDから久々のリリースとなるハードウェアの新製品が登場!!Pro Tools Dockと名付けられたその製品は、S6の中心Master Touch Moduleを切り出したようなセンターセクション。iPadを有効に利用してそのコストを抑えているのも大きな見どころ。
EuConによる接続で、ターゲットとしては、S3のマスターセクションとしての利用を想定している模様。奥行きも合わせて、LIVE向けにデザインされたS3で不足していると感じる部分を補うプロダクトに仕上がっています。
目を引く大きなタッチパネルはiPadを使用。先日リリースされたPro Tools ControlがPro Tools Dock向けにカスタマイズされている。 レイアウト的にも、操作、ワークフローに関してもS6のそれと多くの共通性を見ることが出来る。Touch Screenでの豊富なVisual Feedbackをもったチャンネルナビゲーションがその中心的な機能だ。
DAWのパワーに余裕がでたことで、膨大なチャンネル数のセッションを取り扱うことの多い今日、いかにスムーズにストレス無く目的のフェーダーにたどり着くのか?これはフィジカルコントローラーにとって大きな課題。トラックのカラーリング等、トラック名以外の情報を確認しながらワークフローを進めることの出来るこの製品は新しいアプローチのコントローラーではないだろうか。
Pro Tools DockはS6と同様にVCA Spill等の機能も搭載されるということ。Pro Tools 12.2から全てのユーザーがその機能の恩恵を受けることとなったVCA MasterはこのPro Tools Dockの使いこなしにおいて切り離せない存在のようだ。
もちろん、EuConならではの豊富なSoftkeyも用意され、カスタマイズ性もある。手元に置かれたロケートボタンと、大きなJOG。これだけでも欲しいと思わせる質感の高さだ。S6のユーザーならばすぐに使いこなせると思うMaster Touchの弟分が登場。価格はなぜかポンドでの情報しか見つからず、£1199との記載を発見。年明けのリリースとなる模様だ。
すでにAID Artist Controlを購入しているので、購入出来ないのが残念。逆に Federのみのご利用の方にはかなり魅力ではないでしょうか。
iPadアプリの同時動作環境条件としてArtist Controlは無理なんですよね。つまりタッチパネルのソフトキーの同時利用は許可されていない。
今回の発売に伴い拡張されると別ですが。
旧 ICONシステムともイーサは1つの制約から同時は無理なんですよね。