AES 2015でApogeから新製品の発表はありませんでしたが、2016年1月24日から開かれるNAMM2016で発表される予定のTEC AwardのCOMPUTER AUDIO HARDWARE部門にEnsemble Thunderboltがノミネートされたニュースが注目されていました。
“先のMusikmesse2015ではSENNHEISERとの初コラボ製品のクリップマイク”MKE 2 digital”と”ClipMic digital”。NAMMM2015ではUSB DACヘッドホンアンプの”GROOVE”と、高品位なオーディオI/Fを生んできた技術をほかの分野にも活かすチャレンジスピリットを感じます。
ここではSennheiserとのコラボレーション製品の”MKE 2 digital”と”ClipMic digital”を使い、レコーディングiAppの”Meta Recorder App”がハンズオンできます。
SENNHEISERの高性能クリップマイクとApogeeのA/D技術を小型ボディが一つに。ライトニング端子を経由しiPhoneやiPadで業務レベルの録音をするものです。24bit/96kHzのマルチテイクレコーディングに対応し、マイクレベルのコントロールも出来るアプリケーション”MetaRecorder”はApogeeが開発しています。
Apogeeのサウンドとテクノロジーをオーディオリスナーに届けたGROOVEは今年日本でも発売が始まり人気となっていますね。
今回展示がなく残念だったのがApogeeの30thアニバーサリー記念モデルのGoldとSilverのGROOVE。これはただのカラーバリエーションではなくスペックそのものが強化されている特別モデルなんです。通常内部DA変換が24bitのところこちらは32bitであるほか、音質が向上しています。その分、GROOVEノーマルモデルが¥39,800のところ、こちらは¥89,800!
GROOVE 30th アニバーサリーエディションはApogee Electronics 本社にて受注生産となります。
ApogeeフラッグシップのSymphomy I/Oとその上に乗ったSymphony 64 ThunderBridge。Apogeeの持つ最先端テクノロジーが生み出す高品位なオーディオI/FをThunderbolt接続により、最高サンプル・レート192kHzmで64chで使用可能。世界中のユーザーから支持され不動の地位を持つオーディオI/Fの一つですね。