AVIDからAES 2014で登場した２つのプラグインをご案内します。
Proシリーズとして従来のPro Limiter、Pro Compresser、Pro Expanderに加え待望のPro Mutliband Dynamics、Pro Sub Harmonicが登場です。
Pro Mutliband Dynamics。先ずは機能的に特筆すべきポイントはありませんが、なんといってもその高音質が特徴だと思います。
細かい調整ももちろん可能ですが、スレッショルドの値とデプスの値で簡潔にマルバンドのダイナミクスコントロールを可能としています。
特別な機能はありませんが、足りていない機能もない。非常に平均点の高い仕上がり。それでいて、音質的にも良いとなると一気に復旧が進むのではないかと思います。
画面が小さくて申し訳ありませんが、こちらがPro Sub Harmonic。
その名の通り、低次の倍音を付加するプラグイン。低域の増強や映画などでのLFEチャンネルの生成などその用途は幅広くあります。
デモを聴いた限りでは、非常に高品位に原音を変質させることなく低域のみが増強されるイメージ。未だかつて無いレベルでのSub Harmonicの生成が実現していると感じました。
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