ラウドネス測定ツールが業界標準の地位をつかむプラグインメーターNugen Audio。
AES 2014では IBC 2014レポートでの事前告知の通り、Visualizerの機能向上と新規プラグインMasterChackerが登場しています。
こちらがMasterChacker。ラウドネス測定で使われるモーメンタリー・ラウドネス値とトゥルーピーク値の差分を新しい指標にしダイナミックレンジとして取り扱うことでミキシングの適正化を目指すツールとなります。
コンプレッションによる高圧縮な音源をダイナミックレンジの残った適正な物にするため、ひとつの指標として成立していると思います。詳細はIBC 2014レポートを御覧ください。
そしてこちらがVisualizer。機能向上は一目瞭然、今まで固定であったプラグインウィンドウのサイズ変更を可能とし、視認性の向上を図っています。デュアルディスプレイにして、こちらのプラグインを表示しておけば快適なメータリング環境とかなりの詳細表示が可能ではないかと思います。
ミキシングに行き詰まりを感じている方、是非ともこのような高詳細なメーターを利用してご自身のミックスを見なおしてみてはいかがでしょうか?
Writer Y.Maeda
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