四角いダイヤフラムで世界中に驚きと新しいサウンドを提案したAudio-technica AT5040。そのラインナップについに新製品が登場です!
余談ですがAudio-technicaはUSでの評価が非常に高いメーカー。AT40シリーズはスタジオに必ずと言っていいほどおいてある定番マイクとなっています。堅実な造りとその原音に忠実なサウンドが受け入れられているということでしょう。
AES 2014ではペンシルタイプの1枚ダイヤフラムを採用したAT5045が登場です!!
細身のペンシルタイプの筐体にサイドアドレスで配置されたAT独自の四角のダイヤフラム。サウンドを受け止める面積が大きいことからこのサイズながらもラージダイヤフラムと同様のキャラクターを持ちます。
AT5040と同じように高いトランジェント特性、ダイナミックレンジ、高耐圧という特徴を併せ持つことがカタログからも伺えます。特筆すべきポイントはラージダイヤフラムながら高いトランジェント特性を両立したということ。これはマイクの設計者にとって一つの夢の実現ともいえます。
トランジェント特性の改善はスモールダイヤフラムが優位ですが、サウンドのキャラクターニュアンスはラージダイヤフラム。その特徴の両立に向けた新しい取り組みとして注目を集めているのがAudio-technicaのこのAT50シリーズ。
最初に登場したAT5040は4枚のダイヤフラムを並列駆動するという独特の技術を採用。
ダイヤフラムの形状だけではなく、その電子回路設計のも大きな注目が集まりました。今回登場のAT5045は1枚のダイヤフラムということで、そのダイヤフラムの形状の特等が大きくでていることが予想されます。そのサウンドキャラクターには注目をするべきでしょう。
ショックマウントはAT5040と同一の形状をペンシルタイプ様に径を細くしたもの。このショックマウントだけでもほしいと思う方も多いのではないでしょうか?単品の販売もあるということなのでこちらも注目ですね。これだけスタイリッシュで機能的にも優れたショックマウントは他には無いのではないでしょうか。
付属のケースは2本のAT5045とショックマウント、AT8165ウィンドスクリーンが収納できるカスタムメイドの製品。楽器用マイクということでステレオペアで使用が想定されていることが分かりますね。
11月の出荷開始で予定価格は$1399とのこと。ステレオペアの予定もあるということです。
もう一つの新製品は、IBC2014で発表となったDSLR用のマイクロフォン。
マイク下部のボックスは電池の収納用とのこと。プラグインパワーでは高音質化は限界があるので、専用の電源から給電を行い音質の向上を図った製品。カメラ内蔵マイクとは比較にならない音質の向上を得ることが出来ます。
一眼レフタイプのカメラをお持ちの方はこういった製品で動画撮影時の音質にもこだわってみてはいかがでしょう。音質の向上は臨場感のに大きな意味を持ちます。是非ともご検討下さい。
Writer Y.Maeda
Writer Y.Maeda
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