アナログに強いこだわりを持つコンソールメーカーAPI。500シリーズのオリジナルということでも注目度は高い。AES NY 2015での新製品は、500シリーズに新しく加わるLine Ampモジュールだ。
535-LAという型番が与えられたLine Ampのモジュール。Input / Outputと2つのTrimを持ち、API伝統の2520ゲインブロックのドライブを調節することが出来る。Add to Toneと展示パネルに書かれていることからも積極的にアナログ回をにシグナルを通して、キャラクターを付けて欲しいという同社の思いが見えるプロダクトだ。コンソールメーカーなので、すでにLine Ampはラインナップされていたような錯覚を覚えるが、実はこれが初めての製品化ということ。
他の500シリーズ、そして200シリーズのモジュールアウトボードもずらりと展示。6500というサラウンドのアナログコンプは同社しか作っていない、ある意味特殊機材。(デジタルならば他にも有りますが)
国内では、めったにお目にかかれない同社のアナログコンソールもAESの会場では 毎年見ることが出来ます。一度はこのVision Consoleでミックスしてみたいですね!!!
最後に、手の届く価格のAPIコンソールとして注目度の高い1608も展示されています。価格は左の16chのMaster Unitが約4万ドル。