マスタリングスタジオでの実績の高いLavry Engineeringの新製品はMaster Clock Generator “SYNCHRONY-16″。高品位なAD / DAのメーカーというイメージの強い同社がそのJitter抑制技術をベースに作ったMaster Clockということになりますね。
そうなると、やはり気になるのがその音質。LAVRYのGoldシリーズは、独自の哲学を感じさせる音があります。それがどのようなクロックとしてリリースされるのか。非常に楽しみな一台です。使い勝手の部分は16あるClock Outは4口づつ4系統がGroupとなり、それぞれ1×、2×、4×の設定が可能。最後のGroup DはSuper Clock専用となり、64×、128×、256×の出力。DSDへのスタンバイもできているということになります。価格は$2450とのことです。
意外と着目されていないが、クロックを何倍がけするか、しているか、可能か、はADDA素子の動作に、大きく影響する。ジッターの低減、インピーダンスの不整合やマスタークロックを外部から供給、といった事だけではなく、ここにも着目すべき。そしてLAVRYは中域の音に注目。(注聴?)