2004年に英国にて設立され、今や日本でもデジタル放送で必須となるラウドネス管理において定番のツール「VisLM Loudness Meter」を擁すNUGEN Audio。
同社の10周年を記念して渾身の新作プラグイン「MasterCheck」をリリースしました。
この度発表された渾身の新作プラグイン「MasterCheck」は、従来のLKFS,TruePeakの他にPLR(Peak Loudness Range)を表示するメータープラグインです。
PLR(Peak Loudness Range)とはLoudness値をもって新しいダイナミクスの指針とするNugenの新しい試みです。
「大きな音圧で少しでも楽曲を際立たせたい」と狙うあまりに「ハードにコンプレッションしすぎてダイナミクスを失ってしまう…」
Loudnessで利用されている値を利用してその音楽のダイナミックレンジの指針の推進することで、音楽やネット配信も飽和状態のラウドネス競争から脱却する試金石ともよべるメータープラグインとなるでしょう。
新しい試みで新たなるラウドネスの指針が登場することでトラックメイキング、ミックスにおいても非常に価値のあるツールとなるのではないでしょうか?
Key Inのサウンドとの差分の表示もできることで、コンバート後の歪みや圧縮感を即座に視認する事ができ、こちらもコンバート先を考慮したマスター処理において非常に有効な武器となる事でしょう。
AAX, VST, VST3, AU と AudioSuite はそれぞれ64-bit and 32-bit versionにてスタンバイ。RTASにおいても32bitにて動作OK。DAWをえらばず様々なプラットフォームで有効に活用することができますね。
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