極めてクリヤー且つワイドダイナミックレンジ設計のマイクプリアンプ「HV-3シリーズ」を代表に、
一つの筐体にピュアクラスAオールディスクリートによるFETソリッドステート回路とチューブ回路の両方を納めた特徴的なTwin Topologyシリーズを擁すMILLENIA!
そのブースからは事前infoでもお伝えしたとおり、手のひらサイズのマイクプリHV-32PとHV-35Pが登場です!
HV-35P
HV35-Pは現在リリースされているVPR500フォーマットのHV-35をスタンドアローンで使用できるようポータブルサイズに設計された製品。
1chのポータブルマイクプリアンプ、ゲイン、48Vファンタム電源、-15dB Pad、リボンマイクのための+10dBスイッチ、位相反転スイッチ、80Hzローカットフィルタを装備。
「12〜15VDCのバッテリーパックで駆動させることが可能」と謳われているのでフィールドレコーディングでも活用できそうです。
HV-32P
HV-32Pはあまり馴染みが無いと思いますがAPIコンソールに搭載されたAPI200フォーマットHV-32を2ch分まとめてスタンドアローン、ポータブル仕様にした製品。
ゲイン、48Vファンタム電源、-15dB Pad、リボンマイクのための+10dBスイッチを搭載。
ポラリティスイッチはついていませんが、STT-1やHV-3Rの例外を除いて本来ポラリティスイッチを付けないのがMilleniaの設計思想だったはず。
HV35-PとHV-32Pはどちらも立上がりの速い、演奏者のダイナミクスを忠実に表現するサウンドを追求した設計となっており、その場の空気感を濃密に表現することができるカラーを持っています。
クラシックのワンポイント収録でのリアルなサウンド収録においてセレクトされるマイクプリの筆頭として、多くの現場で採用されています。
価格はHV-32Pは$1,200,HV-35Pは$800、本国では11月に販売開始ということですので、日本でも何とか10~20万円位の間でリーズナブルな価格で販売してほしいものです。
ハイエンドマイクプリをお手頃な価格で所有できそうな、リリースの待ち遠しい製品ですね
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