毎年の恒例ながら、化学実験室のようにマイクが多数ぶら下がるTELEFUNKENのAES 2014 ブースはもはや風物詩!?
そんなTELEFUNKENからも新進気鋭のプロダクト「M60 FET Microphone」が発表されました。
TELEFUNKEN初となる真空管非搭載であるユニークな独自の回路設計を利用したこのプロダクトはFETマイクとなっており、優れたインパルス特性と耐音圧性を持ちます。
高域の解像度、特性にも優れ、20Hz〜50KHzまでの広い帯域の周波数に対し±2dBのデシベル周波数応答と現在におけるハイレゾ収録においてのイクイップメントとしても申し分のない特性を持っています。また自己ノイズもTHD0.015以下との低ノイズも実現しています。
TELEFUNKEN 初のスモール・ダイアフラム・チューブ・コンデンサー・マイク ELA M260と同じTK6Xカプセルを使用するように設計され、シンバルやパーカッション、アコースティックギターなど早いインパルス応答が要求されるソースに対し、優れたパフォーマンスを得られるとのことです。
カプセルも交換できるような仕様になっていそうですので、あらゆるシチュエーションに使用することができそうですね。
気になる出荷開始は本国で2015年1月とのこと。スモールダイヤフラムとしての定番になっていくのか、今後も注目ですね!
Writer Sakata
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