• 2015.08.10

Network Audio I/Oコーナー新設!最先端ワークフローをRock oN SHIBUYAで実感!


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Rock oN SHIBUYAのACOUSTIC STIE にネットワークオーディオI/Oを集結。新たにNetwork Audio I/OコーナーとしてPower UPしました!

この記事を作成現在はDiGiGrid『IOS』、MOTU『1248』『UltraLite AVB』AVBネットワークを拡張する『AVB SWITCH』を展示。近日中にFocusrite『REDNET 1』『REDNET 5』も展示予定。期待が高まります。

ネットワークオーディオ

aoip2
規格の乱立するネットワークオーディオ(AoIP:Audio over Ethernet)の世界。今後どの規格がシェアを握るのかそして共存するのか目が離せない状態です。

最大の魅力はパッチベイ、スプリッター等の必要ない接続性の高さ。そして、多チャンネルが汎用のEthernet Cable で伝送でき、Ethernet Hub で分岐の出来る導入コストの低さを兼ね備えているところ。

かつてネットワークオーディオはマルチチャンネルの伝送を行う際、遅延により位相が崩れる恐れがあった。帯域の乱れは、そのままノイズにつながる。それらを解決するために各社が独自に規格を作りAudio over IP を実現した。

それぞれの規格は使用しているEthernet Laye が違う。

Layer 1( 物理層)
A-NET(AVIOM)、Rocknet(RIEDEL)

Layer 2( データリンク層)
AVB、CobraNet、EtherSound

Layer 3( ネットワーク層)
Dante、Ravenna

この階層によっても将来の互換性や発展性が異なってくるようだ。今後の展開からも目が離せない分野です。

何ができる?

Digigrid、MOTU、Focusrtiteが採用しているAVB規格のネットワークオーディオでは、具体的には
ネットワークオーディオI/Oを中心に複数台のPC/DAWで共有して使用できたり、一つの録音ブースを複数のコントロールルームから共有することも可能になります。(運用が楽な上にトラブルも減る)

しかも、これらのオーディオネットワークのルーティングはすべてWebアプリによるリモートコントロールを可能にします。
これは、内蔵DSPエフェクトやミキサー、デバイスの各種設定、ルーティングなどを、コンピュータを介さず有線または無線(Wi-Fi)によって接続されたローカルエリア・ネットワーク内のタブレットあるいはスマートフォン上で、任意のウェブブラウザを使用してコントロールできることを意味しているのです!

同じネットワークを共有している限り、任意のプラットフォーム(Mac、Windows、Linux、iOS、Android)で、任意のウェブブラウザを使用することができるので、まさにあらゆるシーンに対応する革新的な次世代型オーディオI/Oと言えます。

avb-3-star-config2

AVBとは?

avb-3d-logoAVB(IEEE 802.1AVB)は、「米国電気電子学会(IEEE)」が定める音声と映像をネットワーク転送するための規格です。

この規格はFocusriteやAudinate、Yamaha、Sennheiser、AVID、SURE、BIAMP Systems、Meyer Soundといった音響機器メーカーから、BMWやGMといった自動車メーカーまで、幅広い企業が加盟する普及団体「AVnu Aliance」が中心となり策定されています。

規格の主要部分は、Ethnenetケーブルを使い機器を接続して音と映像を転送する事を目的とされており、家庭用AV機器のリンクや業務用音響&映像システムのオーディオネットワーク、更にはカーオーディオやカーナビを統合する手段など、あらゆる用途での使用を想定しています。

そして、データの転送はEthernetケーブルで約100mまでの延長を考慮されているほか、TCP/IPでの一般的なWi-Fiを使った転送も可能としています。このため従来よりもケーブルやスイッチングハブなどの根幹部品の圧倒的なコストダウンが可能なほか、1本のケーブルで多チャンネルを転送出来ることから、配線もシンプルとなり問題が発生するリスクも低減させることができます。

音声分野では512チャンネル(48KHz )のオーディオを1ネットワーク上で同時転送が可能であり、また映像分野ではコーデックH.264で圧縮したフルハイビジョン映像をリアルタイム転送することが可能です。

また、多くの企業が賛同する統一規格のため他社製品との接続も前提としているほか、現有のオーディオ転送プロトコルとの互換性も考慮されているなど、将来的に最も有望な規格と言えます。

これから先、近い将来に主流となるであろうネットワークオーディオ。今後のシステムビルドのためにも今実体験で触れておく必要があるのではないでしょうか。Rock oN SHIBUYAのスタッフなら将来を見据えたネットワークを活用したスタジオソリューションを提案できます。ぜひお気軽にご相談ください。ご来店をお待ちしています!

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