音をクリエイトし、活躍している人をご紹介するコーナー「People of Sound」。このコーナーでは、制作者の人柄が、サウンドにどうつながっていくのかに注目。機材中心のレポートから少し離れ、楽しんでお読み下さい。
第22回目は、プロデューサー、アレンジャー、トラックメイカー、コンポーザー、リミキサーとして多様な活躍をされているNaoki-Tさんです。J-POPシーンを震わす存在として、ご存知ケツメイシのプロデュースをスタートに、FUNKY MONKEY BABYS、ET-KINGとたて続けにヒットチャートへ送り込んだ手腕の裏側をお伺いしたく、ご自身の都内スタジオにお邪魔しました。
2010年6月22日取材
意外? ギタリストとしてスタートしたキャリア
Rock oN:たくさんギターがありますね? 最初の楽器はギターですか?Naoki-T氏(以下 Naoki-T):そうです。ギターを始めたのは中学3年の時ですが、友達の家に遊びに行ったら、彼のお兄さんのギターが置いてあって「欲しいな。」と思ったんです。それまでは音楽にあまり興味はなく、音楽に接するのはせいぜい学校の授業くらいでしたし、音楽の成績もあまりよくなかったです。
中3で受験の時期だったので親の目を盗むようにギターの練習をしてました。本腰を入れて取り組むようになったのは高校生になってからで、ガンズ&ローゼズ、エリック・クラプトン、ラウドネスなどをコピーしてました。
Rock oN:バンドは組まれました?Naoki-T:最初のバンドは高校1年の時です。シャイな性格だったので学校内でやるのはちょっと恥ずかしい気がして、そのくせ、上手い人達とやりたいと思ってまして、雑誌のメンバー募集欄をチェックしてメンバーを集めました。僕は川崎市の宮崎台に住んでましたが、他のメンバーは、横浜、本厚木など離れたところに住んでました。
最初はその時流行ってたエクストリームやミスター・ビッグなんかのコピーをやってました。また、高2になると、そのバンドとは別にクラシックもやって、バイオリニストと一緒にやったりしました。学校の音楽室にあるクラシックの楽譜をギターに置き換えて弾いたりもしてました。
Rock oN:ギターを始めたばかりなのに、難易度の高いことをやられてますね!Naoki-T:いや〜、理論的なことを解ってやってた訳じゃないんですよ。その時は、押さえてるコードが何なのかも解ってなくて。歌本を見ながらコードを弾けるようになるのはもうちょっと後なんですよ(笑)。
Rock oN:逆にすごいですね?音感がすごいんですね。Naoki-T:耳コピーですよ。適当な部分もあって間違ってたかもしれませんが(笑)。でも、学校の外の上手い人達とバンドを組んだおかげで、色んな音楽を知るようになり、一気に幅が広がった時期でした。そのバンドでライブをやった時に、作曲/アレンジャーの仕事をされてた40才前後の男性が僕らの演奏を見て声をかけてくれたんです。「若造で使い回しのききそうな奴がいる。」と思われたのかどうかは分かりませんが(笑)、僕をレコーディングの仕事に呼んでくれるようになったんです。高2の時ですね。NHKの番組の音楽や、プレーステーションのゲームの音楽などです。
Rock oN:プロとして順調な滑り出しですね。Naoki-T:いいえ、現場ではかなり挫折感を味わったんです。譜面を見て曲の流れを掴んで弾くには瞬発力がないというか、自分の意識の中でコンマ数秒遅れて弾くという感じだったんですよ。それと、フレーズのボキャブラリーが少なかったり、リズムが悪かったり。
他のレコーディング現場を見学させてもらったんですが、みんなでせーので演奏して同録する現場でも、そのギタリストさんは明らかに僕と違ってフレーズの引き出しが多かったり、バンドの中のアンサンブルを考えた音量コントロールが優れてたり。
その作曲家さんからは、ファンクを始めとして色んな音楽を教えてもらい、カッティングの引き出しを増やしたりと、とても勉強になった時期でした。
Rock oN:その時点では、プレーヤー指向の気持ちが大きかったんですか?Naoki-T:いわゆる「職人」みたいなものに対する憧れは多少あったと思いますね。それと、僕個人の技術が向上することは、バンドにも貢献するんだという思いもありました。当時もらったギャラは、高校生が普通にバイトするより多く、そこそこの金額になりますから、「これはいい仕事だなぁ。」と思いました。安直に「これで食べていければいいな。」と思ったりもしました。ギターを弾く仕事は、その作曲家さんから外に広がらなかったので、そんな甘いものではなかったですが。で、17歳の時にアメリカのデトロイトに行くんですよ。
取材陣にとって、ケツメイシのプロデューサーというイメージが大きかったために、実は「ばりばり弾きまくるギタリスト」という、こちらの予想を裏切る展開のNaoki-Tさん。ギターを初めて3、4年という短いステップで、プロの仕事を経験し、次は渡米へ、とスケールの大きな話題に移ります。
本場を目指しアメリカへ。そこで得たものとは?
Rock oN:お〜、目的はなんですか?Naoki-T:ドラマーの友達がデトロイトに行ってたということもあり、音楽の本場に触れてみたいという思いがあったんです。向こうでは、クラブのオーディションを受け、週1、2程度、そのクラブで演奏してギャラをもらったり、現地のミュージシャンとセッションしたりして過ごしました。
Rock oN:物怖じとかなかったんですか?言葉の問題とかもあるし。Naoki-T:「外人だから上手い。」と勝手に思ってたんですが、そうではなかったんです(笑)。日本と同じで下手な奴もちゃんといて、それで少し安心したんです(笑)。最初はスタンダードな曲をやってたんですが、次第にジャズよりなモーダルなものをジャムッたりするようになりました。
向こうの人達の影響で、色んなスケールの存在や、バークリー音楽大学やロサンゼルスにあるMusicians InstituteのGIT科(Guitar Institute of Techonology)の存在を知り、日本に帰ってからも翻訳された教則本などを買っては勉強し、19才になって2度目の渡米をしました。その時はデトロイトを拠点にあちこち回るようになり、最初の渡米時よりも腕の立つミュージシャンの中で演奏するようになり、知り合いを通じてバークリーの教授に演奏を聞いてもらう機会を得ました。
Rock oN:どういう反応だったんですか?Naoki-T:「お前は学校で習うよりも、そのまま好きなようにやって行くのがいい。」ということを言ってもらい、向こうで学校に通おうとも思ってたんですが、そのアドバイスが自信になったこともあり、通うことを止め、自分で技術を伸ばすことに決めました。
プレーヤーから楽曲制作へ。アーティストデビューを目指し紆余曲折後、出会ったケツメイシ
高校を卒業した後は、ひょんなことから専門学校のギターの非常勤講師をやるようになったりと、日々を過ごしていました。ギターに関してはセッションなんかも散々やってきたので、次の興味がオリジナルの楽曲作りに向いていったんです。
高校のクラスメートに作曲をしていた知人がいて、彼に、打ち込み機材のことを教えてもらいました。カセットMTRは持っていたんですが、新たにハードディスクMTRのRoland VS-880と、シンセサイザーのKORG N264を買 いました。
最初はインスト曲を作ろうと思い、小節ごとに変わって行く変拍子の曲だったり、転調を繰り返したり、ギターの他にもサックスやバイオリンなどを使ったりと、少し変わった曲を作るために細かく打ち込みをしたおかげで、シーケンサーソフトの機能を覚えていきました。何かわからないことがあったら彼に電話して聞いてましたが、彼はシンセサイザーとかが好きで、すごくポップな音楽を作ってたんですが、そういうのも面白いなと思い、自分の曲と並行して、彼と一緒にポップな歌ものも作るようになりました。
Rock oN:普通とは逆行した流れですね。Naoki-T:(笑)。今でも好きなのはフランク・ザッパ、パット・メセニー、フランツ・リストなんですが。
Rock oN:振れ幅激しいですね(笑)。Naoki-T:ポップな歌ものも楽しかったんですよ!楽しさを共有できる仲間が多かったですし。自分だけで作った音源、メンバーと一緒に作った歌ものポップスと、それぞれ、レコードメーカーにデモテープを送って、いくつか返事をもらったんです。
Rock oN:うまく行ったんですか?Naoki-T:いえいえ、紆余曲折あったんです。自分だけで作った音源では、大物アーティストさんもたくさん参加するギタリストを集めたコンピレーション参加のチャンスを頂いたんですが、僕はプロのアレンジャーさんがしっかりとアレンジでサポートしてくれ、ワンランクアップした音が作れる事を期待してたんです。
でも、「マーケット主流のジャンルじゃないので、セールスはそこそこだから、そのままでいい。」ということを言われがっかりしたり。
歌ものポップスの方は、返事が来た時点でデビューできると思ったんですが(笑)、それから新人育成の期間が1年くらい続いて引き延ばされました。若かったので、音楽業界のことをあまり知らなかったということもありますが。そのうち、担当ディレクターから、自分よりも後に採用されたアーティストのデモ制作を手伝ってくれと頼まれ、何組かギャラを頂いてやったんですが、そうしていると自分でデビューするんじゃなくて裏方のアレンジという方向に流れが向いて来たので、「なんか違うなぁ。」と思うようになりました。
Rock oN:なるほど。。。がっかりする話ですが、業界ではよくありそうな話ですね。一方、その期間に打ち込みのスキルを上げていったんですね?そうですね。MacとVisionを使って打ち込みをしていました。この頃になるとギターで好んで弾いていたJazzやFunk、Soul等の音楽が打ち込みベースの音楽になるとR&BやHip Hop、Houseといった形に自分の中で消化さ れていって、それに必要だと思うサンプラーや音源を買い足したりもしていました。ちょうどそのタイミングで、以前にデモテープを送っていた別の音楽事務所から「作家としてやってみませんか?」という話を頂きました。それがきっかけで、当時すでにケツメイシのプロデューサをやっていたYANAGIMANに出会うことになるんです。
「YANAGIMANがデモを手伝ってくれるアシスタントを探しているので、もし興味あれば行ってみれば。」と話を伺い、面白そうだから行ってみたんです。そこで初めてケツメイシのメンバーと会いました。彼らが「花鳥風月」を出した後の頃です。それから1ヶ月後にケツメイシのレコーディング合宿があり、アシスタントとして参加しました。
Rock oN:最初はアシスタントとして、だったんですね。Naoki-T:そうなんですよ。合宿に参加してメンバーと話したら、「どんなの作れるの?」と聞かれ、その場でトラックを作ってみた所「これ、いいじゃない。一緒にやろうよ。」と評価してくれて、アシスタントとして行った翌日からYANAGIMIN、DJ KOHNO に混じりトラックメイカーとしてルーティングされました。結果として7曲ほど採用されシングルやアルバムに収録されることになりました。歌のディレクションなんかをやったのもこの時が初めてでした。
合宿後も「君にBump」等でトラック提供をして「さくら」からは、サウンドプロデュースという形でも関わるようになったんですが、この楽曲での仕事が認知されてから他からの仕事も増え、今に至るという感じです。
合宿レコーディングとは?ヒット作が産まれたその内実は!?
Rock oN:単純な質問ですいませんが、合宿ってどんな感じなんですか?Naoki-T:「ケツノポリス3」を作った時はすごく和気あいあいで楽しかったですね。夜12時頃に作業が終わると、そこからメンバー、スタッフと飲み出して朝8時頃まで続くんです(笑)。で、午後に起きて来て作業を始めるという感じでした。ここでは話せないような話もありますよ。まあ、みんな若かったですからね(笑)。
Rock oN:今もそうなんですか?Naoki-T:いや〜、「ケツノポリス5」、「ケツノポリス6」は相当、根詰めてやったし、その頃にはみんな大人になったので(笑)、無茶はしなくなりました。「ケツノポリス3」の時の楽しさがあったから、今の仕事を職業にしようと思った部分もあったんですよ。
Rock oN:では、機材方面のお話を伺いますね。このスタジオが出来たのはいつですか?Naoki-T:出来たのは去年です。スタジオは建物の地下になりますが、土地を掘れる条件の物件探しから含めると2、3年前から動いてました。スタジオを作られた方々のお話を参考にしつつ、施工は日東紡さんにお願いしました。地下ということもあり、地中深くアースを取っています。
電源は分電盤で200Vと100Vの2系統に別け、200Vの方はスター電気のトランスを通して117Vと100Vにステップダウンしています。100Vの方は電研ノイズカットトランスを通し、そこから出る一方は壁コンセントへと、もう一方は、さらに電源のSHINANO HSR-510とSHINANO GPC1500に通し、アウトボード用電源として使っています。ワイヤリングに関しては、ケーブルの長さを可能な限り短くして音質のロスを最大限減らす工夫をしています。
ここのスタジオでは、曲作りからプリプロ、楽器やボーカルのレコーディング、TDまで含め全部可能です。もちろんケース次第ですので、弦やドラムなどは外のスタジオで録りますが、ほとんどここで対応できます。エンジニアさんに来てもらってTDをやる場合もあるし、自分でやる場合もあります。
一番の信頼を置くモニターセクション。Naoki-T流、モニターに対する独自の哲学
Rock oN:今の一番のお気に入りの機材は?Naoki-T:モニター環境ですね。スタジオの作りも含め、自分の聞きたい環境で鳴ってます。メインはMUSIK RL901KとYAMAHA NS-10M STUDIO(パワーアンプはCROWN DC D-75A)ですが、ほとんどMUSIK RL901Kでまかなえています。
YAMAHA NS-10M STUDIOでは歌やキックの張り出した感じを確認する程度です。あと併用としてFOSTEX NF-1Aを、ラジカセ代わりとしてVictor AR-3を使ってます。
Rock oN:(いくつか曲を試聴させていただいた後)ローがタイトで見えやすいですね!Naoki-T:ええ。外のスタジオではその部屋鳴りも含めていい音になるようチューニングされていることが多いんですが、いざ家に持ち帰って聞いてみると、さっき聞いていた音と違って聞こえることが多いんです。ですので、ここでは息苦しくならない程度のライブ感は残しつつも、ダイレクト音を中心にしっかり聞こえるようにしています。自分にとってダイレクト音がしっかり鳴ればいいということで、スペースも天井高もそんなに必要なく、プライベートスタジオの強みを突き詰めて来た結果、現状、こうなったという感じです。
信頼した機材セレクションが支える楽曲制作時の安心感。ハードウェア/ソフトウェアのバランス。
Rock oN:アナログアウトボードですが、たくさんの種類がありますね?Naoki-T:音の取り込み部分に関しては、色んなタイプの楽曲がこのスタジオに持ち込まれるので、その素材によって使い分けるために種類多く揃えてるんです。
NEVE、API、SSLはさすがに安心感がありますし、逆に個性を出したい場合にはManley LabsやUniversal Audio、Culture Vultureを使ったりしてます。中でもEmpirical Labs Distressorは大好きで、何台あってもいいですね。例えプラグインと同じつまみの設定にしたとしても、ハードウェアにはその個体にしかない差があり、その微々たる空気感の差が結果に効いてくるんですよね。
逆に、ソフトウェアについても、最近のプラグインの進化の凄さをすごく評価していて、沢山の種類を用意しています。ただ好きなタイプのプラグインで色々なトラックに挿してしまうと、普通スタジオなどでは個体差があったはずの機器でもソフトウェアではピークの傾向など正確に同じ結果を返してくるので、全体として同質な音になって立体感が乏しく感じてしまうので、そういうことを避けるために、同じPultec系EQのプラグインでも、Waves、Bomb Factory、Nomad FactoryやIK Mulutimediaとメーカーを変えてみるんで す。メーカーが違うと、モデリング対象の個体やアルゴリズムが違う訳ですから、同じような設定でも違う傾向の結果が返ってきます。そうやって、ソースによって挿すプラグインのメーカーを変えてみて、トラック間で差が出るようにしてます。
Rock oN:ハイファイ指向のアナログデバイスを多くお使いですが、今、リスナーのリスニング環境は様々で、音質的にはチープとも言える場合が多い訳ですが、作り手からどう思われますか?Naoki-T:あまり関係ないですね。「使う機械が高級なものでなかったら、出来る音楽が悪い。」ということではないので、人それぞれの環境で音楽を楽しめばいいと思います。
僕の場合、作る時のテンションや、注ぐエネルギーを出来る限りリスナーに伝えるために、ミックス時に0.1デシベルの上げ下げにこだわったりする訳ですが、リスナーには、聞いた時の印象として伝わればいいと思います。受け側の感覚に訴える作り手の感情は、そういった作り手のこだわりや情熱が作り出していると思います。自分の出来る環境で最善を尽くすことだけに集中する姿勢のほうが、リスナーの環境まで1つ1つに目くじらたてて、あれこれやろうとするより、作り手としては健全なあり方だと思います。もう1つ、こういったハイファイな機材を使う理由には、制作時の自分のフィーリングの「安心感」を得るためという側面もあります。
Rock oN:今後のご予定、目標などお聞かせください?Naoki-T:まだまだ先になりそうですが、ケツメイシ以降、自分が手がけて来たジャンルと少し違った新しい試みとして、もともと自分のベーシックにある生演奏の部分を活かして、バンドをプロデュースすることを視野に入れてます。
まだ世に出る前の、音楽的に未完成な状態な存在であっても、光りそうな部分を、例えそれが奇麗な状態のものでなくても、引き出してあげるようなことをやりたいです。作る姿勢として、自分自身が楽しくモチベーションを持ってやれるように、新しいことに挑戦したいです。そういう気持ちを持っていれば、新しいジャンルやスタイルに飛び込んでも、いいものが作れるという自信があります。
Rock oN:Naoki-Tさんにとって音楽とはなんでしょうか?Naoki-T:正直、「何だろう?」という感じですよ(笑)。すごく楽しい時もあれば、つらい時もありますし、近くなるし、遠くなるし。。。音楽を作る知識や技術は増えてるはずなんですけど、いっこうに手元にあるような気がしないですね。だから日々熱中出来るのかもしれません。
ご自分を飾ることなく、素直な物腰でインタビューに答えて下さったNaoki-Tさん。手がけられているケツメイシやFUNKY MONKEY BABYSのもつ「人の熱意、やさしさといった感情を素直に表現する音楽性」に通じる人柄を感じました。加えて、もともとが生粋のギター小僧ということもあり、音楽に熱中する子供のような純粋さを持つ方だという印象も。スタジオには「作り手としての情熱を楽曲に注ぎ込むための道具として最善を尽くす」といったポリシーが溢れていて、機材に左右されることなく音楽と真っ直ぐに向き合うお話が大変印象的でした。
このコーナーでは、音を作り出す活動をされている方の出演を募集しています。ミュージシャン、サウンドエンジニア、作曲家、アレンジャー、はたまた音効さんや声優さんなどなど。音楽機材に興味を持っているかたなら、なおOKです。お気軽に、下アドレスまでご連絡下さい。また、ご感想、ご希望等もお待ちしております。連絡先アドレス : store-support@miroc.co.jp