Panasonic『創風機 Q』レビュー。制作現場に高原の風がそよぐ！

Panasonic から発売されているサーキュレーター＆扇風機の創風機 Q を試してみました。

サーキュレーター

サーキュレーターは室内の空気を循環させるために直進性の高い風を送り出す装置。一部に溜まりがちなエアコンの風を満遍なく部屋に拡散するためや、PCの裏において冷却するために使われたりしますね。

不思議な形の創風機 Qはファンレス構造。真ん中に大きく空いた穴の縁から非常に指向性の高い風を送り出します。そのほか空いた6つの穴から空気を吸い込み、特殊な誘引気流構造によって吸い込んだ風量の7倍にまで増幅して放出します。

この構造とファンレス仕様のため、静かな駆動音でしっかりとした風を作ります。

扇風機

創風機 Qは扇風機モードを搭載。信州の蓼科高原に吹く風をサンプリングしてアナライズ。当たって気持ちよい1/fゆらぎの扇風機として機能します。メーカー公称ではどうやらこの風、当たっていても体を冷やしすぎず、疲れにくいということです。

さすが扇風機、1時間 or 5時間のタイマーと5段階の風量設定も備えます。

自由な設置

創風機 Qは輪型の専用スタンドに乗せて使います。スタンドと本体は固定されていないため、風を好きな方向へ向けて使うことができます。

上向き。真上もいけます。

ほぼ真下もいけます。

さすがにこの構造なので首振り機能はありません。扇風機を謳うなら首振りにこだわって欲しかったと思いますが、サーキュレーター/扇風機としてはコンパクトサイズなので自由な使い方ができます。

これから暑い季節がやってきます。冷暖過酷な環境で長時間の制作をしていると体やPCの不調が起きることもあります。創風機 Qのような体やPCにやさしい便利ツールで快適な制作環境を作ってみてはいかがでしょうか。発売されたばかりで価格はオープン。4万円前後となっています。

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