steinbergから現代の音楽制作に向け、さらなる機能を加えたグルーヴ音源 Groove Agent 4が発表！

皆さんは楽曲制作の際、どんなリズム音源をお使いでしょうか？オルタネイト福山です。

リズム音源のソフトウェアは、昨今、BFD3やaddictive drumをはじめとするドラム音源や、Native Instrument MASCHINE、arturia SPARK 2をはじめとするサンプラーベースのリズムソフトなど、選ぶのに困るほど充実してきているカテゴリーですが、その中でも、今回、steinbergユーザーには特になじみの深いGroove Agentがさらにパワーアップしました！

以前のバージョンから使用いただいていた方には、Groove Agentの使い勝手の良さはすでにご存知かと思いますが、バージョンアップによる新機能とGroove Agentならではのおすすめポイントをご紹介します！

Groove Agent 4の新機能

今回はGUIの部分でも機能が加えられ、より直感的にイメージしたサウンドを構築できるようになっています。今回のバージョンでは、Agentと呼ばれるモジュールを組み合わせ目的のサウンド構築に適した組み合わせができるようになっています。

Agentは以下の3種類

Acoustic Agent:バーチャルなアコースティックドラムを搭載。生ドラムのシミュレーションが可能。

Beat Agent:EDMやHIPHOPなどの打ち込みスタイルのリズムメイクに適しています。スライスエディターと自動ヒットポイント検出機能を搭載し、エレクトロニックミュージック制作に特化したビートマシン。

Percussion Agent:パーカッション専用のモジュール。バーチャルリズムセクションを彩り、ジャンルを広げる20以上のパーカッションを搭載。

主な機能

•現在の音楽スタイルにマッチした22,000以上のサンプル、3,800以上のグルーヴとパターンを搭載

•ミキシングボード: あらゆるシーンでドラムサウンドを柔軟にコントロールするハイエンドエフェクトを搭載

•Cubaseとの親和性: ドラッグ&ドロップ、オートメーション、自動ドラムマップ交換

•Macの場合　VST３/AU対応   、Windowsでは、VST3/VST2.4対応

オルタネイト福山　おすすめポイント！

特にお勧めしたいポイントは、スタイルプレーヤーと呼ばれるグルーブパターンを自動的に作成してくれる機能。イントロやフィル、エンディングなどのシーンに応じたパターンはもちろんのこと、中央のXYコントロールでグルーブパターンの複雑さやダイナミクスを簡潔に設定できます！

楽曲を製作中に、ガイドとなるパターンを入れたい場合などに非常に有効で、グルーブパターンを搭載したリズム音源は多々ありますが、あるいみ曖昧に設定できるこの機能はGroove Agentならではのメリットです。

さらに、steinbergならではの、Cubaseとの連携も見逃せません。

ドラッグ&ドロップでオーディオサンプルをGroove AgentのPADにアサインしたり、逆にGroove Agentの豊富なMIDIグルーブパターンやサンプルをCubase上のトラックにペーストすることができます！通常のサンプラーと同様に使えるので、リズムトラックだけでなく、ボーカルなどの素材に使うのも重宝します！

内蔵のミキサーセクションも非常に魅力的です。

最大20本分のマイクシミュレーターと6つのグループチャンネルなど、アコースティックドラムのミキシングに必要なすべてを搭載。それぞれのチャンネルには EQ、コンプレッサー、テープサチュレーション、エンベロープシェイパーを備えています。

現在は、旧バージョンからのアップデートのみsteinbergバージョンアップセンターにて受け付けおり、Groove Agent 4単体は残念ながら、執筆時点では発売日未定ですが、おおむね近日発売開始される模様です！発売されましたらRockoNでも取り扱いご案内しますので、今しばらくお待ちください！