Rupert Neve Designs 5060 CenterpieceがRock oNにやって来た!


Rupert Neve Designsのフラッグシップモデルである5088センターセクションをごそっと抜き出し、コンパクトながら外部アウトボードのインサートセクション、モニターコントローラー、DAWのトランスポート、Class-Aのミックス最大24chバスを搭載した5060 CenterpieceがRock oNに到着!

カタログでは語れないその使用感をチェックみましょう!!

REVIEW

まずはその外観から。実際にみてみると思った以上に非常に存在感と気品のあるデザイン。大きくはないですがずっしりと重くサイドの家具調のウッドパネルも高級感を漂わせます。

モニターボリュームノブは、まわすと軽くカチカチと感触があるクリック式です。

また、MIXの他EXTINが3系統あります。後述しますがモニタリングセクションにはSILKスイッチはかかりません。

モニターセレクトは3系統の出力先が選べます。写真のようにMON3スイッチを長押しすることでモニター1か2との両出しができるので

サブウーファーなどを接続する際も便利ですね。

Rupert Neve Designsのロゴが入ったVUメーター。なんだかんだいってもレベル管理はVUメーターが安心できますね(個人的に)。

グリス感のきいた非常に滑らかな100mmフェーダー。微妙なニュアンスにもストレス無く動いてくれます。さすが高級機といった感じです!

1~8chにはインサートがついているのでアウトボードとの連携の中核になってくれますね。

背面はこんな感じです。3つのDsubインプットで24ch分。インサートセンドリターンで8ch/8ch。あとはEXTIN。モニターアウトプット3系統。

トークバックとMIXインサート。MIXアウトプットといった並びです。

Rupert Neve Designのお家芸。Textureツマミはもちろん健在。

<TEXTURE SILK エフェクト特性>

グラフからもわかる通り、赤は高域、青は低域にキャラクターをぐいっとつけます。

全体の印象

今回は自身でレコーディングした生バンド素材を4つのステムにわけ5060でサミングしてみましたが、

Pro Tools内部ミックスよりも非常に音像が明るくなった印象を受けました。

そこにさらにSILK赤を加えるとシンバルや女性ボーカルの倍音感が加わりブライトに、SILK青はボトム感をアップさせてくれましたが今回の素材では赤が印象的でした。先述した通りMIXのモニターセクションではSILKの変化は噛みませんので、いったんDA-3000などのハイレゾレコーダーに通してから、その音を5060のEXTに入れてあげるルーティングがいいかもしれないですね。

SSL Sigmaのサミングも個人的には非常に好みでしっかりとした粘り、色気を加えてくれますが、5060はまた違ったキャラクターでMIXを鮮やかにしてくれる印象がありました。

非常に贅沢な話ですがジャンルによってどちらも使い分けたいですね
ただ、さすがに大型コンソールだと気軽に使い分けるといったことはスタジオを変えるくらいしか策はないですが、5060のようなコンパクトなサミングシステムだと多少現実的な話になりますよね!


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