MACKIE 本社からアジア地区セールスの重要人物が来店！これからの同社を位置づけるDL1608の存在と今後の展開は？！

MACKIEからRohan Smith氏（Director of ales,APEC）が来店！

Rohan Smith氏はMACKIE社のアジア太平洋地区拠点のセールスディレクターになる前はオーストラリアのヤマハで活躍されていたとのことです。そこでセールスマーケティングや各部署マネージャーなどを務め、その間ピアノやギター/ベース、ドラムにプロオーディオ機器など多岐に渡る製品を販売。スリランカ〜インド〜中国を経てニュージーランドと実にワールドワイドに楽器業界の発展に貢献し、業界を見つめ続けてきた方です。

スタッフから各コーナーの説明を聞きながら店内を一巡したRohan氏。コミュニケーションをテーマにした渋谷店のコンセプトを再確認しながら「多くの人を巻き込んでいくような作りだ」「ハイエンドからエントリーモデルまで幅広いラインナップが気に入りましたよ。特にハイエンドアウトボードの品揃えが良い。一日中ここに居たいです」と渋谷店を気に入ってくれた模様です。

DL 1608

2013mackie_2__1 Rohan氏に気になるMACKIE製品についての話を伺いました。リファレンスコーナーに常設してあるDL1608については「iPadを使ったデジタルミキサーは画期的です。これは今後のMACKIEブランドの位置づけを象徴しています。」とのこと。

Ustream生放送でDL1608をバリバリつかっているRock oNスタッフからの要望点”ステレオペアリングができるようになってほしい”、”メインフェーダーとAUXフェーダーを1画面で表示させてほしい”については「そういった要望を世界中から集めてソフトウェアのバージョンアップに活かしていますよ。その点についても検討します」と前向きな返事をいただきました。

また”ハイエンドユーザーが業務ごとに各パラメーターをレゴブロックのように組み合わせてカスタマイズできる機能がほしい”という意見を言ったところ、「それは面白いアイディアだ！」とノートに熱心にメモをとっていました。もしかしたらこの願い、叶う日が来るのでしょうか。

ソフトウェアのバージョンアップでパワーアップしていくというのは、ハードウェアミキサーでありながらiPadアプリでサウンドを制御するDL1608ならではの芸当。他にも、たとえiPadがクラッシュしたとしてもハードウェアミキサーはそのまま動き続けるといった「もしも」の時の安定性もDL1608の信頼と言えます。もうすぐ少入力モデルのDL806も登場するDLシリーズにこれからも大いに期待しています！

DLMシリーズ

コンパクトサイズながらなんと2000Wのハイパワーを持つパワードスピーカーDLMシリーズは、日本のみならず他のアジア地区でも大人気ということ。競合他社からも軽量SRシステムがリリースされていることについては、世界中でニーズが急上昇していることを教えてくださいました。

DLMのアジア各国でのDLMのニーズについては、ミュージシャンが路上ライブを行う際のPAシステムや小規模クラブでの導入が多いということで、中にはコンパクト＆ハイパワーの特性を活かして楽器用のアンプとして使う人も多いのだとか。さらには学校や公共施設などとにかく幅が広く、あらゆるシーンで大活躍中とのことです。

ちなみのあの小さなサイズで2000Wもの出力を可能にした技術は兄弟会社のEAW社のラウドスピーカー技術が活かされたという裏情報も聞くことができましたよ。

Rohanさん、次回のNAMMでまたお会いしましょう。新製品のVLZ4ミキサーも楽しみにしています。本日は暑い中ご来店ありがとうございました。

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