ベースシンセをD.I.Y!簡単工作でオリジナルシンセを作れるAndigo BassBoy!


フルMIDI制御、デジタルオシレーターモノフォニックシンセサイザーのD.I.YキットAndigo「BassBoy」。

基本的なパーツはすべて1枚の回路上に組み上げられていて、プログラミングも既に完了しているため、後は電源とMIDIの入力部を別途用意して付けるだけ、という大変シンプルなものです。

電子回路やプログラミングを作ることよりも、ケースやコントローラーを自分なりに工夫してオリジナルシンセ作りを楽しみましょう!という趣向のD.I.Yキットなので、電子工作初心者でも楽しめそうですよ。

● BassBoy基本仕様

・MIDIコントロール: FILTER PRE-GAIN, CUT-OFF, RESONANCE, ENVELOPE, MODULATION, DECAY, ACCENT, GAIN, MASTER VOLUME ( without PITCH control )

・WM8762 24bit DAC搭載

● ATXMEGAマイコンの仕様

・16bit BAND-LIMITED wavetable oscilator (512words) – SAW and SQUARE 16bit DCO – 4 octaves plus C ( 32.70Hz – 523.25Hz)
・16bit GEN ENVELOPE – dca envelope, dca accent envelope, dcf envelope
・16bit HPF 6db 2xoversampling
・16bit MOOG 18db digital implementation filter 2xoversampling
・16bit DC-OFFSET remover
・16bit DCA (digital controlled amplifier) with zero cross-detection and GAIN module 1x – 63x amplification (HARD CLIP distortion)
* MIDI module
* Channel selector 1 – 16
* MONO output

BassBoyはDAWによるMIDI制御でコントロールするのが元もシンプルな使い方かと思いますが、同ブランドからTen-o-PotsというMIDI信号を出力するデータエンコーダーのキットが近日発売予定のようなので、これと組み合わせることを考えると夢が膨らみます。

また、ちょっと冒険をして、圧力や傾きまで検知するパッドを持ったKeith McMillen Instrument QuNeoや、新型のリボンコントローラーEowave Ribbonを専用コントローラーとして使ってみても面白いでしょうね。

BassBoyは国内の発売はされておらず、この記事を作成現在は、海外の通販サイトから購入するしか手段がありません。Andigo BassBoyのオフィシャルWebサイトの「Analog Digital world」で購入先のwebサイトや価格などの情報が公開されていますので、興味のある方は一度覗いてみてはいかがでしょうか。

  • Andigo BassBoy
  • 詳しい情報はこちら!(英語)>
  • ※Rock oN Companyは、本記事に掲載している製品のサポートや購入相談などを行っておりません。海外からの通販や組立ては、自己責任で行っていただけますよう予めご了承ください。


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