PALM 2012最終日レポート更新！今回はPALM2012の特筆すべきポイントを、現地の写真と共にご紹介します！！

いよいよPALM 2012も最終日！開催期間4日間のうち3日間は午後17時までですが、最終日は13時で終了です。展示ブースによっては、11時くらいから撤収するところもあります。

さて、最終日はこの3日間で取り上げることができなかった、幾つかのPALM2012の特筆すべきポイントを紹介しましょう。まずはおさらいとして、このPALMという展示会は照明と音響と楽器の展示会です。照明の展示は幅広く、家庭用の電球からドームクラスで使う灯体やレーザーなどもあります。音響に関しては、SRとPAが中心ですがDTMやレコーディング関係もあり、楽器ではピアノ、管弦楽器、そして民族楽器など何でもあります。

また、PALMでは世界最高峰のレーザーショーが常時見れること。このようなレーザーマンショーが、幾つものブースで見ることができます。

今年は、非常にプロジェクションマッピングが盛んでした。映像表現の一つプロジェクションマッピングですが、おもにヨーロッパが中心かとおもいきや、中国でも非常に盛んでビジネスとして成り立っています。また、中国製のムービングプロジェクターメーカーも展示があり今後の動向に期待です。

映像制作や演出でMacの使用率が高くなって来ています。

中国の展示会というと、どことなく「商品を陳列しているだけ」というイメージですが、実はそのような会社はほとんどありません。多くはRock oNのように提案型の展示を行い、多くの最新技術や芸術性の高い展示が行われています。

CCTV(中国の放送局)でも使われている、GLUX社のLEDパネル。ここのデモンストレーションでは、GPUのopen GLを駆使した、インタラクティブなデモンストレーションを実演。
日本では、このような試みはこれからですが、中国ではきちんとビジネスとして成り立っているのも大きな特徴です。

ゲームのコントローラー Kinectを使用した、インタラクティブな広告。

教育関係や子供向けの楽器も実は沢山あります。これは音楽用の電子黒板で、なんと黒板にキーボードと音源が内蔵されています。

こちらは、PVと楽譜を同時に再生する装置。
これで、最新の歌謡曲等が楽しく演奏ができる優れた装置です。

最後に、中国といえば、独特な民族楽器と衣装。実は衣装も展示されています。
総合的に、色々なアイテムがこの会場にはあります。

ちなみに、会場内には、EastゾーンとWestゾーンの間に、マクドナルドや食堂等があります。お弁当屋もあり、食に困ることはほとんどありません。

ちなみに、筆者お勧めがこのマクドナルドのチキンです。
北京の味がします。

さあ、これでPALM2012は終わりです。中国の大きな展示会は、ここ北京の他に上海と広州があります。それぞれ特徴がありますが、一番はなんといっても北京のPALMが最も活気があると思います。

是非、来年はこのPALMに行ってみませんか？

奥平 賢浩：プロフィール