あのシンセが強烈にトランスフォーム！？KORG Monotronをカスタマイズした「Megatron」をご紹介！

本格的なアナログサウンドと手軽な操作、そしてコンパクトなボディがウリのKORG Monotronですが、そんなMonotronをJacob Watters氏が本格的かつ大胆にカスタマイズした「Megatron」をご紹介！某ロボット映画のあの敵役と同じ名前、同じチームロゴの入ったワルそうなルックスのMegatronを紹介していきます！

まず目立つのは、大きな筐体からひょっこりと顔を出している、Monotronのリボンコントローラ（キーボード）部と元からのツマミ類ですが、この部分はそのまま流用されているため、音色や音程のコントロールが可能です。

次に巨大な本体部ですが、パルスウェーブオシレータと二つのサブオシレータが追加されています。それぞれにレベルとフィルターがあり、ミックス音量や質感をコントロールできます。また、パルスウェーブ部はパルス比を変えることで大胆に音色を変化。それらのオシレータはエンベロープコントロール部や、音をエグく歪ませるオーバードライブ回路を経てMonotronに入力されるため、Monotron本体のリボンコントローラ（キーボード）やフィルター、LFOを絡めた形でコントロールが可能です。

この他、MIDI-IF Kitという回路が追加されており、MIDIやCVなどのインターフェースで内部・外部ともにコントロールが可能です。実は、このMIDI-IF Kitからはリボンコントローラ（キーボード）部の機能が削られていたそうですが、日本人のMotohiko Takeda氏の技術協力により機能を復元できたとのこと。これは素敵なコラボですね！

デモ動画では、Jacob Watters氏が追加されたオシレータやオーバードライブ、MIDIシーケンスやリボンコントローラ（キーボード）等を駆使して、過激なアシッドサウンドを披露しており、MonotronからトランスフォームしたMegatronの実力を伺えます。Monotronのサウンドに惚れ込み、よりもっと本格的かつ強烈なシンセとして使ってみたいという方にうってつけの製品ではないでしょうか！

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