Rock’in MAILMANコラム〜芦沢英志 OTAKU ZANMAI〜【No.15】幼少時代

あらら。この連載コラム、折り返し地点を過ぎたよ。後二ヶ月ちょっとか・・始める前は長いのかな？って思っていたけど、あっという間な感じ。この時間の流れの早さは、歳のせいなのか？！先日、ボクは37歳になりました。四捨五入したら40か・・なんて意味のない事を思ったり。

今回は、ボクの幼少時代を書こうかな～。前々回に少し書いたんだけど、ボクは久石譲さんに影響を受けて音楽を志したんだ。10歳の時に、天空の城ラピュタを見て音楽の素晴らしさにメッチャ感動した。同じ事を二回も書いてしまったよ・・それだけ大好きという事で！

このまま、ボクの人生を書いても面白くない気がしてきたから（笑）。幼少時代に影響をうけたものを楽曲で表現してみようと思う。

～久石譲さんになりきって楽曲を作ろう企画～

サンプルを用意したので聴いてみてね。まずは、ピアノでメロディーを作ってみた。

久石さんの影響を受けまくりのメロディーラインだね！コツとしては、メロディーがテンションを使っているところ。Emキーなので、7度（D）と9度（F#）の部分。後、ワンコードでメロディーが動いている感じ。このままだと面白くないので、変化をつけてみた。

おおお！一気にレベルアップした感じに聴こえる♪さっきのワンコードで作ったメロディーに、コードを付けてみたんだ。コード進行的には・・自分の耳で確かめてみて！難しい事は何ひとつやっていないので～。このままピアノだけっていうのもイイんだけど、少しアレンジを加えてみたので聴いてね。

最終的に、こんな感じになったけど。どうかな？！アレンジ的には、前半部分をワンコードで切ない雰囲気を出して、後半部分でコード進行を加えて更に音を重ねてメリハリを付けてみた。普段、よくやる手法のひとつ。おすすめ～♪

日頃思うんだけど、幼少時代に影響を受けたものでしか、自分を表現できないと思うんだ。うん。大人になってからは影響を受けるというより、真似をして上手く取り入れる感じ。潜在意識に蓄積されたものって、作品作りに必ず出るんだ。

だからといって、実際はお仕事で久石譲さんのような曲調を作曲はしていないから、人生不思議・・。今は、ハウスやテクノの音を作るのが得意だしねー。

では～。またね～。

【No.16】アルペジエーター

芦沢 英志 プロフィール

株式会社リズメディアと専属作家契約を交わし、3年間在籍。歌曲制作、リミックスなどを多数手掛ける。

株式会社SNKに2年間在籍。ゲームソフトのサウンド開発（作曲及び効果音制作）に携わる。その他、6社のゲーム会社に在籍してサウンド開発に携わる。

現在まで、J-POP・CM・ゲームソフトなどの作曲 / 編曲 / リミックス及び効果音制作を行う。ゲーム関連は、iPhone/iPod touch / iPod / Play Station 2 / ニンテンドーDS / WIN など約60本程のサウンド制作に携わる。 楽曲制作に関しては国内だけでなく、海外レーベルや海外企業からオファーを受け、楽曲を提供しています。近年は、制作のみならずミックスダウンとマスタリングを自身で行い始める。def_house studioを運営中。