• 2014.07.29

MIM Education 吉田保氏セミナー Session2レポート


MIM Education 有料セミナー 名匠 エンジニア吉田保 から学ぶ珠玉のレコーディングテクニック

【Session2 開催レポート】
「スタジオで体験するバンドレコーディング」
日時:2014.7.27(日) 13:00〜 18:00
場所: LAB recorders A Studio


Session2は、会場をLAB recordersのA Studioに移し、バンドレコーディング(Dr, Ba, Pf, Vo)を体験。吉田保氏の熟練した録りのノウハウを体験する1日になりました。開催レポートをお届けします!

1.マイキングノウハウ

ミュージシャン紹介の後、みなさんライブルームに移動し、マイキング・アプローチの解説がスタート。まずはドラムから。14本のマイクが立てられたキットの周りを囲み、1つ1つのパーツに対して吉田氏が丁寧に解説。受講生のみなさんは、マイクの向きや楽器との距離など、なかなか間近で目にする事ができない細かな情報を写真に納めたり、メモをとったりしながら吉田氏の解説を注視。


次にピアノブースへ。今回、マイクは国内代理店に到着したばかりというLewitt LCT940x2(L-R)、LCT840x1(センター)をチョイス。この3本のバランスで、空間の広がりと音質をコントロールするノウハウを披露。ベースは音作りの自由さを優先しライン録り。ボーカルにはU87が使われました。

2.レコーディング

いよいよレコーディングスタート。一線で活躍するミュージシャンの手腕もあり、収録曲である2曲とも3〜4テイクで予定通り終了。驚くのは、この時点で既に完成型が見える吉田氏の音作りのレベルの高さ。いかに、録りが大切かを示す本日の一番の見どころ。

収録中、受講生はコントロール・ルーム内を自由に動きまわることができ、コンソールやアウトボードの設定を行う吉田氏の間近でパラメーターを確認したり、不明点があれば質問するなど、吉田氏と受講生の間で活発なやり取りが行われながら、セッションが進行しました。


3.コーラスダビング

最後はコーラスダビング。バンドリーダーであるベーシストの箭島氏とボーカリストの三科さんとの間で、トークバック越しに交わされるボーカル・ディレクションに関する会話。また、進行の一歩先を予想し、頭出しやテイク選びをサポートするエンジアの進行スキルなど、緊張感あるレコーディング現場を体験。最後に質疑応答タイムを経て、Session2を終了しました。受講生の皆様お疲れさまでした!



次回Session3は、今回録ったテイクにボーカル、ギターをダビング。マイクプリ、アウトボードの調整、ボーカリストとのコミュニケーション術など、ボーカル録りにおける留意点を中心に解説。歌もの楽曲の顔になるボーカルパート。その魅力を最大限引き出すテクニックが伝授されます!

セミナー詳細はこちらから>> ( 受付は終了しています )


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