大きなブースで多くのお客さんが集まるRiedelのブース。
インカム等の放送局のコミュニケーションユニットとして非常に大きな実績を持ちます。
今回の展示では参加表明していたAES67/Ravenna都の際のモデルが具体的に登場。そもそもRiedelはネットワークベースのコミュニケーションユニットを作っていましたが、汎用性のない独自の規格でした。もちろん独自の規格だからこその安定性などメリットは多くあります。
今回登場したのがAES67/RavennaとAVBを接続することの出来るTANGOというユニット。
40×80のインターカムのコントローラーを内蔵し、今後RIEDELがAES67ベースのインターカムユニットへシフトを変えるのではないかという、新しい時代を予感させるプロダクト。LAWOのようなAES67をすでに搭載したコンソールとであれば、このTANGO一台でバックボーンが完成するということになります。
もう一つがSMART PANELと呼ばれる新しいコントローラー部。なんと液晶部分はマルチタッチ!かなり多くの操作をこの一台で実現します。
生放送などの現場でskype TVを利用することを提案するこの一台。HD-SDI入力を高品質にskype TVへと接続することが可能だということ。衛星などが使えない現場ではこのような回線を使っての中継も増えていくのでしょうか。汎用的なサービスを利用しているところが新しさを感じさせます。
Writer Y.maeda
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