F55の登場が2012年のInterBEE。それからほぼ2年後のIB 2014Cで4K撮影を一気に身近にする「PXW-FS7」が登場。
F65の流れを組むハイエンドカメラであったF55はその機能に対して魅力的な価格設定ではありましたが、高価なカメラであったことは確か。レンズマウントもPLを採用していたため、やはりハイエンドの製作用途が想定されていたということでしょう。
今回登場のPXW-FS7はSuper35 4Kセンサーを採用しながらもE-Mountを搭載。FS700などでの資産を活かしての次のレベルへのステップアップや、豊富に用意されたMount Adapterを利用してCANON EF、Nikon−Gなどのレンズを活用することも可能です。
フレームレートは24F~180Fまで。スローモーション撮影時の時間制限もなく、多彩な映像表現を実現可能です。
記録媒体はXQDカードへのXAVC記録。ここだけは少し高価なメディアだが、安定した4Kの記録を考えるとしかたがないのかもしれません。
価格はすでに公開されていて¥980,000とのこと。この性能のカメラがこの価格で、しかもレンズは今までの資産を活かすことの出来るE-Mount。誰もが待っていた、普及版の4Kカメラの答えはこのモデルではないだろうか。
Writer Y.maeda
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