IBC 2014での新作発表は残念ながらありませんでしたが、オールインワンマトリクススイッチャー XSシリーズ を中心に今年の6月に日本でも公開された、業務 / 放送機器の新製品を展示しています。
XSシリーズ
XSシリーズは、XYに対応したVideo/Audioのマトリクススイッチ。Full-HD対応の8入力を基本として出力数によって3製品をラインナップ。最も多い4出力モデルがXS-84H、3出力がXS-83H、2出力がXS-82H。
各入力にスケーラーを備え、常に適切な解像度での出力が可能。切替時のRe-Sync等も起きない設計。ビデオ・プロセッサー機能でPictuer in Pictuer等の画像の合成ができるなど、オールインワンビデオミキサーVRシリーズの技術も数多く投入されています。
Audioメーカーらしくラインレベルでの入力を個別に8系統備え、そのうち2系統はマイクレベルにも対応し、ファンタム電源の供給も可能。もちろんHDMIにエンベされた音声の取り扱いも可能です。
iPadでフロントパネルのコントロールが行えたりUSBメモリを指して中のデータを取り出せるなどの便利な機能も。
AR-3000SD
プログラマブル・ターマー/LANポート搭載のデジタル・インフォメーション・マシン。
AR-3000SDは本体にLANポートを搭載し、ネットワークにつながったPCからタイマー機能の制御や音源の変更、編集などが可能です。
ネットワークからAD-3000SDに搭載されたMIDI端子やRS-232C端子をを経由して、MIDI音源を演奏したり照明設備をコントロールしたりと多岐に渡り活用できます。
放送局や展示会、公共空間のBGMやアナウンス、アミューズメントの空間演出など様々なシーンで活躍が期待されます。
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