ハイエンドの放送用コンソールとして設計され、世界中で評価を受けているLAWOのMC2シリーズ。また、LAWOはAES67/Ravennaの牽引役でも有ります。コンソール同士がAES67でつながるシステムを提案しています。
コンソール自体は上位機種であるMC66 /56から受け継がれた非常にわかりやすいユーザーインターフェース。違いがあるとすればそのエンジンのパワーですが、512×512chの処理能力を持っているということなのでプロダクション規模を考えれば十分ではないでしょうか。音質、性能などは疑う余地はないと思います。
モデルとしては16、24、40faderから選ぶことが出来ます。非常に優れたMC2のソリューションが手の届くレンジに降りてきているのではないかと感じます。
そして、やはりTOPICとしてはAES67の採用。そのフロントエンドとして紹介されているCompact I/OはRavennaでの接続。
LAWOとしては複数のスタジオ間をまたいでのAES67でnetworkされた環境も提案しています。未来のスタジオの姿が目に浮かびますね!!
また、今までもラジオ局などでの採用が進んでいるCrystalのコントロールサーフェス部分がリニューアル。スタイリッシュな外観には目を奪われます。
機能的な更新はないようですが、YI部分の更新で全く新しい製品に見えてしまうのが現代のデジタルコンソールですね。
Writer Y.maeda
コメントを残す