TAC systemがMADIを利用した64ch I/Oモニターコントローラー VMC-102 を展示します!
VMC-102はDirectoutTechnology社のANDIAMOがフロントエンドとして想定。AD/DAであるANDIAMOに備わったフルマトリクス可能なルーターをVMC-102でコントロールすることでモニターコントローラーとして動作させます。(NTP社のI/Oも対応する予定)
VMC-102はタッチパネルでの操作。ダウンミックス、チャンネルディレイ、OSCなどを実装。ソフトウェアベースのため、INPUT、OUTPUTの組合せはMADIの上限である64chまで自在で、64chの一括コントロールなどという極端な設定も可能だということです。
64chといえばDOLBY ATMOSの最大スピーカー数です。RMUのあとにVCM-102を設置すればS6の盤面上からマスターボリュームのコントロールが想定できます。5.1chサラウンドソース10系統もの設定というのも可能。
外部からのコントロールはEuConへの対応を考えているとのこと。
VMC-102のコンパクトな筐体のサイズはS6のProcess、Knob Moduleと同一のサイズ。ブランクを1箇所用意しておけばそこへ実装が可能です。電源も同じ12Vの内部電源がそのまま利用可能だということです。
更にTRITECHからリリースされるAGS-VMCと合わせて利用すればTB、Cufなどと連携のとれたトータルでのコミュニケーション機能を手に入れることも可能。
VMC-102はラージフォーマットのコンソールと同レベルのモニターセクションの構築が可能となる注目の製品となります。
リリースは年明け早々、価格は40万円前後となる予定。
Tac System,Inc
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