放送/ポスプロ業界へのサービス開始 10周年を迎える Nugen AudioはLMBの拡張機能を始めとするいくつかの発表を行いました。
DynAptT dynamic adaptation technology for loudness-compliant audio repurposing
目玉機能がこれ。
複数のファイルのラウドネスをまとめて解析、そして自動補正する LMB(Loudness Management Batch processor)の拡張機能「DynAptT dynamic adaptation technology」が公開されました。
従来のLMBの解析/補正の挙動はターゲットとなるラウドネスに合わせて、全体のゲイントリムかピークオーバーのコンプレッションを行うというものでしたが、DynAptTは元音のダイナミクスを活かし、聴覚的により自然なオーディオ処理を行うことが可能になります。
LMB DPP AS-11 Program Compatibility
DPP AS-11はイギリスの放送局向けの放送規格。LMBはこのDPP AS-11に対応を果たします。
http://www.miroc.co.jp/show-report/nab2014/archives/755
MultiMonitor version 1.1
NAB 2014ショーレポートでもお伝えした、SSLコンソールの拡張オプションである1Uユニットのマルチチャンネル対応のラウドネスメーター『LMS-16』がバージョン1.1になり、展示されます。1.1の詳細は現地からお伝えしましょう。
放送/ポスプロ業界への参入からたった10年で業界で無くてはならない存在になったNugen。私たちもその功をお祝いしたいと思います。アムステルダムからのレポートをお楽しみに!
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