IBC 2014

IBC 2014 : Nugen Audio

Nugen Audioは新テクノロジーDynAptを発表。積極的なラウドネスコントロールを可能とします。

NUGENAudio-DynApt

10週年を祝うNugen Audioは昨今のラウドネス運用の開始とともにリリースされたVisLMが業界標準の地位を獲得しています。

プラグイン主体のNugen Audioの業務向け、バッチプロセッサーLMBが新しいオプションDynAptを手に入れています。

このDynAptはLMBのオプションライセンスとして提供され、インテリジェントにダイナミクスをコントロールします。映画作品をTV放送用にするといった使用用途を想定しているとのことですが、ダイアログレベルを監視し、そのレベルは一定に、周りの音楽や、効果音のダイナミクスを調整し、TVデモ聴きやすいダイナミクスにしつつ、ラウドネスのターゲットを合わせるという動作をするということです。

TC electronicsやJungerといったメーカーがハードウェアでチャレンジしているラウドネスの自動補正をファイルベースならではの発想(先読み、一旦結果を見てからの補正ができる)と、利点を活かしたプロセスを実現しています。
IBC2014_3DAY_YMB-7また、2014/10に行われるAES SHOWでお披露目する予定だという最新情報を利くことが出来ました!!!先ずは、新製品となるMasterCheckを紹介してもらいました!!!これは音楽ユーザー、特にミュージシャンに使ってもらいたいと熱い思いを話していましたよ。

どのようなメータかというと、一番左のメータがラウドネス。動きからモメンタリと思われる動作、そして右がTruePeak。そして新しい指針であるPLR(Peak Loudness Range)が表示されます。

過去にもVUとPPMの差を表示することで楽曲のダイナミックレンジの目安とするメータがあったかと思います。Nugenは得意のLoudnessで利用されている値を利用してその音楽のダイナミックレンジの指針としようという試みです。

ハードにコンプレッションされたサウンドは音のピークが無く、もちろんモメンタリラウドネス値(LKFS)も大きく表示されます。そうするとLKFSとTPの値は接近したものとなります。逆にダイナミックレンジがしっかりとのことっているサウンドではPLRは大きな値となります。視覚的にその重心位置も見ることができるので、不必要にサウンドを小さくすることも無いかと思います。

これはまさに現代のサウンドメイクに一石を投じるプラグインと思います。ダイナミックレンジの復活が叫ばれている今の音楽制作の現場。このような指針が登場することは大きなTOPICではないでしょうか。

価格は予定価格で$129とのこと。このような製品は出来る限り安くして、数多くのユーザーの手元に届くようになってくれることを願います。

他にも、今後のバージョンアップの情報などを聞くことが出来ました。RTAなど多彩な情報表示の可能なVisualizerが次のバージョンアップでプラグインウィンドウのサイズ変更に対応するとのこと。2nd Displayに拡大表示して作業をするといった使い方に対応できるようになりました。

またKey Inのサウンドとの差分の表示も可能に。A-B Checkを高い精度で行うことが可能になるということです。このプラグインは情報量も豊富でおすすめのサウンドアナライズツールです。サウンドエフェクターではないこのようなプラグインにお金を掛けることをためらう方は多いと思いますが、感覚ではないしっかりとした尺度を提供してくれるこれらのメータはプロフェッショナルとしての仕事を行うためには必須のツールではないでしょうか。

Writer Y.maeda

Nugen Audio

IBC2014_2Day_TMA_3

 

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