AMS NEVEから登場しているGenesys Blackがムジークメッセ ブースで、実稼動状態でばっちり展示。
すでに出荷も開始しているということです。日本第1号機は果たしてどこへ?そんな話よりもRock oNレポート初登場ですので詳細をご紹介します。
基本は従来のGenesysを踏襲。左サイドは8chのInput Channel Strip。左側はBus Masterとモニターセクション。そして中大生部分がこのGenesys Blackで追加されたCenter Sectionです。
この16本のフェーダーはHUIリモートにより、DAWをコントロールします。また、このPC Displayもタッチパネル・タイプのものが標準で備わりアームレストに埋め込まれるKeyboardと併用すれば殆どの作業をまさに、Hands oNで行うことが可能となっています。
コンソールの上にMac miniが置いてあるのに気づきましたか?
このクラスのシステムならMacPro + Pro Tools HDXだろう、と思った方もいるかと思います。しかしここはあえてNativeシステムなんです。
このGenesys BlackはFireWire Audio Interface機能も実は備わっています。まさにCPUが1台あれば完結するAll-in-one solutionなのです!!
Neveの製品なので、DAWコントロール部分も気になると思いますがやはりInput部分ですよね。
こちらは現行のフラッグシップコンソール88RS系の回路設計、4-BandのEQとVCA仕様のダイナミクス。EQ/DYNは内部でVCA成業されているので、右のセクションのトラックパトでの操作となります。
8系統のAUXとさすがの充実した設計です。更に、嬉しいオプションがこの部分には有り、往年の銘機1084仕様に出荷時に変更することが出来るということです!!
それ以外もモニターセクションは8 group buses, 2 main outputs, 4 effects returns,, 5.1 monitoring, 2 cue mixes, talkbackとさすがの充実ぶり。
メーターも全チャンネル分(もちろんCenter Sectionの16ch分もステレオ仕様でメータ表示があります)全く隙のない構成です。
AMS NEVEというコンソールメーカーの出したDAW時代のミキシングデスクのあり方、SSLのMatirxや、API THE BOXとも違うDAWをセンターに据えるという結果を具現化しています。こういった観点から見ても非常に興味深い製品ですね。
注目の価格は30,000€程度とのことですが、国内の定価は1100万と聞いています。ちなみにVintage Kingさんは$48,265。国内価格が高すぎませんか報映産業さん、この価格差なんとかして下さい!
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