NAMM SHOWでThunderbolt接続式のインターフェースが注目を集めていたZOOMブース。ここ欧州 ミュージックメッセ でもレコーダーからギターエフェクターまで幅広いプロダクトラインナップで多くの人だかりを作っていました。なかでも昨年ハンディ・レコーダー界を驚かせたH6は2013年のTEC AWARD レコーディング・デバイス部門で2013年度のナンバーワン・プロダクトとしての評価を獲得。総勢7つもの賞を総なめにしたヒット作兄弟機がここmusikmesse 2014で早くも登場となりました! その名もH5!
H6が持つマイクセパレート機構はそのままに、ディスプレイのモノクロ化し、さらに入力端子をステレオ1系統に縮小するなど、H6ほどの機能性を必要としないユーザーのためのダウンサイジングが図られています。最大140db SPLを誇る新型X-yマイクを標準搭載するH5、価格は予価300$とも言われていますが詳細はまだ未定。続報が気になりますね。
そしてNAMM発表のThunderboltインターフェースTAC-2の上位機種となるTAC-4、さらにUSB3.0対応UAC-2も発表!
まずTAC-4はアナログ4in/6out、(4マイクプリアンプ)の基本構成にADAT inとS/PDIF入出力を搭載。マイクプリが足りない場合もADAT端子で拡張する事が可能です。ヘッドフォンも2系統備えていますが、仕様以上にコンパクトな筐体、そしてThunderbolt接続の仕様が目を引きます。
UAC-2もXLRコンボジャックのアナログ2in/2out仕様、何と言ってもこの入出力サイズのコンパクトインターフェースとしては初のUSB3.0対応と言えるのではないでしょうか。
一般的なサンプリングレートにおいてAudio 2in/2out仕様ではUSB3.0の帯域の必要性は不明ですが、今後ZOOM製品から技術拡張するための足がかりとしては注目の発表と言えるでしょう。価格/発売時期等現時点で未定ですが、続報にご期待下さい!
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