映画の未来を占う3Dサラウンド方式の一つ、AURO 3D。最大13.1chノそのフォーマットは、既存の5.1chを2層にし、更に天井にトップチャンネルを設置するというもの。なんといっても従来の5.1chとの高い互換性が特徴で11.1chも13.1chも5.1hに畳み込まれ、劇場に設置されるデコーダーにより3Dサラウンドに拡張されるという脅威の圧縮技術が搭載されています。驚くべきは、畳み込まれた5.1chはそのまま従来の設備で再生できるという点。
このAURO 3Dを開発したBARCO社はベルギーが本拠地。隣国での開催であるMusikmesse 2014にも出展。新しく進化を続けるAURO 3D製作用のツールを紹介していました。こちらの画面左のプラグインがAURO-PANNER。3D仕様なので、X,Yに加えZ軸(高さ)があるのが特徴的ですね。GUIも直感的に把握しやすく設計されているのが好印象。すでにAAXフォーマットにも対応しているということなのでPro Tools 11でもバッチリ動作するとのことです!!
ProceedMagazineでご紹介しましたが、国内でも日活撮影所様にこのAURO 3Dの設備は すでに導入されています。
コメントを残す