今年のMusikmesse 2014 Rolandブースでは一際BOSSブランドを大きく展開。それもそのはずギタリスト向けのエフェクトプロセッサー3機種が一挙登場です!
BOSSの新たなデスクトッププロセッサー『GT-001』はBOSSフラッグシップマルチの名に恥じないGT-100同等のエフェクトサウンド、プリアンプを搭載。USBオーディオ/MIDI機能やアンプとエフェクトの接続順切替など、デスクトップギターFXとしての基礎体力は十分。 ビンテージ・エフェクトから最新エフェクトである最新のMDP(Multi-Dimensional Processing)エフェクトまでを搭載。(MDPとはエフェクターに入ってくる信号を、同社R-MIX等々様々なソフトウェアで培った解析技術を応用する事で、従来のように入力信号全てに一括エフェクトをかけるのではなく、個別の信号を解析しエフェクト処理を施す)
中でも ギター・インプットから入力された単音での演奏情報を、MIDI情報として出力できる『Guitar to MIDI』機能は制作環境での大きなアドバンテージですね。歌うよりより打ち込むよりギターでメロディ弾いた方が早いんだよという方には最適!
さらに付属のBOSS TONE STUDIO editor/librarianは、Mac/Windows共に対応。プロ・ミュージシャンにより作成されたエフェクト・パッチがBOSS TONE CENTRALよりダウンロード可能で自在に拡張が可能です。XLRインプットではファンタム電源供給可能。また、ボーカルやアコースティック・ギター用に作られたエフェクト・パッチもスタンバイ。シンガーソングライターにとってもベストな選択肢と言えるでしょう。(Vocalなどはピッチ解析難しそうですがちょっとMIDIデータ化試してみたいですね)入出力が両サイドからはえているためPCの手前に置くのも容易です。
その他にも人気のVocalプロセッサー最新作VE-2がMusikmesse 2014 で登場!
ギター用の入力端子を備え、ギターのコード進行に合わせて自動的に生成するAuto Harmonist機能が特徴的です。キー設定を行えば楽器を弾かないVocal音声だけでもハーモニーを付加してくれます。このAUuto Harmonist機能、転調やノン・ダイアトニック・コードにも対応とのことですが、先述のGT-001のGuitar to MIDIにも応用してもらえると更に嬉しいですね。前機種同様ボーカル用に設計された高品位リバーブ/ディレイ、ピッチ補正機能ももちろん搭載。
そしてGKピックアップ搭載ギターとの組合せで無限大の表現力を実現するGP-10も新登場。
名機とされるエレクトリック・ギター、アコースティック・ギター・フレットレスギター・シタールも含めた幅広いタイプのモデリング・ギターを再現。もちろんGKピックアップの特徴を活かし、オープン、ダウン・チューニングから12弦ギターサウンドまで、さらにユーザー独自の設定も可能なオルタネイト・チューニング機能も実現。演奏時にレイテンシーのストレスを感じないアナログ・モデリング・シンセも飛び道具として活躍。
もちろん通常のギター接続時も単体マルチ・エフェクツとして活用できるノーマル・ギター・インプットも装備しており、汎用性も十分。言うまでもなくReGuitarやReAmpが可能なUSBオーディオ、ギター演奏がMIDI情報として出力可能なMIDI機能を搭載。表現力を求めるギタリストには注目のアイテムです。
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