4kのカメラで話題騒然のBlackMagic DesignはATEM Switcherシリーズを4k対応に一新!
「お値段そのまま」というニュアンスで全てのラインナップを4kに対応させてきています。Studio Cameraと組み合わせると恐ろしいほど低予算で4kのStudio設備が準備できることになります。
フラッグシップの”AteM 2 M/E Production Studio 4K”がこの価格。こちら20系統の6G-SDI入力を備えたライブプロダクションスイッチャー。写真の通り$3,995、国内での価格は¥416,800と発表されています。
さすがにハードウェアのコントロールパネルは¥1,568,000というプライスタグですが、PCと接続してのフルコントロールも可能ですので、確実なリアルタイム性をある程度犠牲にすることが出来ればこの本体だけで十分な機能を発揮します。
下位グレードとなる”ATEM 1 M/E Production Studio 4K”は10系統の6G-SDI入力を備えたモデル。
通常のネット配信レベルであれば十分すぎる機能。様々なピクチャーエフェクト、クロマキー等、価格からは想像も出来ないような多彩な機能を誇ります。
そして末っ子となる”ATEM Production Studio 4K”は、8系統の入力。上位と比較するとエフェクトの数が多少減りますが、それでもかなり高性能なSwitcerであることは間違いありません。
ちなみに皆さんに御覧頂いている弊社Ustreamでのセミナーの放送はこの、中央に写っている”ATEM Television Studio”でSwitchしています。
この価格ならば、Rock oN TV 4K化の日も遠くないのか!?
そして更にBlackMagic Designの新製品ラッシュは続きます!
今までの機種よりも低コスト化を果たし4K対応したのがこちらの”terenex Express”。ダウンコンバート、フォレームレート変換などをベースバンドで高品位に(Teranexの特許技術で!)行うことを可能としている、現代のポストプロダクション必携の一台とも言えるTeranexシリーズが12G-SDI搭載の4kモデルとして発表!
しかも価格は衝撃的な¥145,800!!海外作品などを取り扱うことの多い現場では是非とも導入をご検討いただきたい1台です。
BlackMagic Designは現在リリースするほぼすべての製品の4k対応を一気に終わらせこのNAB 2014似あわせて発表してきました。
全てをBlackMagic製品で揃えると仮定すれば昨年のNAB 2013の時にリリースされていた製品の構成と比較して1/20~50のコストでシステムの構築が可能となっていると思われます。来年はどのような展開になっていくのでしょうか?4Kは当たり前になっているのでしょうか?ここまでの劇的な進化を目の当たりにするとその進化の速度に戸惑いすら覚えます。
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