NAB 2014

NAB 2014 : NHK Super Hi-Vision

目指すは2020年東京オリンピックでの8Kの本放送!臨場感溢れる8K映像と22.2ch音響のシアターは朝早くから人気を博するコンテンツ!

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毎年NABで展示されているNHKブース。今年も8Kシアターの展示があり、朝早くから長蛇の列です。

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会場では家庭用向け製品としてSuper Hi-Vision Audio対応の8Kのテレビモニターも展示。

このテレビ、やけにベゼルが太いと思われますが、実はこの中にスピーカーが埋め込まれています。Super Hi-Vision といえば、欠かせないのが22.2chにも及ぶ高臨場感音響ではないでしょうか。

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一般家庭では24個ものスピーカーを配置するのは大変難しいですが、再現方法として提案されているのが、このテレビモニターです。

こちらのパネルでも解説されていますが、立体に広がった22.2chを再現する一つの手段として、画面の周りに配置された12個のスピーカーでバーチャル22.2chサラウンドを再現します。

実は、世界で最も早いタイミングで4K試験放送が始まるのは日本。今年(2014年)7月から予定されています。

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と、ここまで詳しく掛けるのも、現場でばったりお会いしたNHK技術研究所の大石 諭さんに詳しくお話を伺えたからです。ありがとうございました。

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さらに詳しくお話を伺うと、新たにASTROの8KカメラのAH-4801を導入されたとの事。4Kののソニー社 F65と比べてもずいぶんと小型化されています。

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NHKでは4Kの先に控えている8Kの伝送実験が会場内でリアルタイムに行われていました。

8K映像ともなれば、至近距離でもドットの荒さなどがわからないくらい、解像度の高い映像なためデータ量も膨大ですが、それをNAB会場の様な環境でも構築出来るというのは、さすがNHKの技術力です。

ディスプレイに映し出された8K映像はとても繊細。周りの絵と比較して、8Kの繊細さが写真でも確認出来ますね。

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ロードマップとして今年の1月に熊本で既に8Kの長距離伝送を行った実績も展示されていました。

臨場感溢れる映像が2020年 東京オリンピックでは8K SHVが自宅でも楽しめる様になるとは夢のような話ですが、2020年はあと8年後に迫っています。あと6年のうちに、この映像技術が一般的になるというんですから、日本の技術はすごいですね。いまから楽しみでなりません!!

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