国内への導入はまだですが、高い注目を集めているストレージメーカーがこのProMAX。Filebase Injest、Transcode、SHARE、SEARCH,RENDERと現代のワークフローに必要な機能を併せ持った非常に多機能なサーバーです。
ProMAXのラインナップは大きく3機種。PLATFORMと呼ばれるシリーズが展開され、ハイエンドモデルがPLATFORM ONLINE。
16bayのDriveを共用スペースとして持ち、驚異的な650MBの速度を誇ります。もう一つ、速度よりも容量を重視したPLATFORM NIRLINE、そしてこちらの写真のモデルがSOHO規模に合わせたPLATFORM STUDIO。
このPLATFORMシリーズの最大の特徴と感じるのが、TRANSCODE機能。
Watch DirectryにPushしたデータをサーバのCPUでバックグラウンド・トランスコードを行うという機能。通常の共有ストレージでは外部のトランスコードエンジンによりこのような機能を実現することは出来ますが、ストレージサーバのCPUで実現しているのはこの製品だけではないでしょうか?
OnlineシリーズであればMaxで24 coreのIntel Xeon Processerを選択可能、RAMもMAX128GBとストレージサーバとは思えない高速PCとすることが可能です。
最大構成とすればトランスコードも実時間の半分程度での動作が可能。1台2役を完全にこなします。
外部のトランスコードエンジンとの違いは、自身の内部のストレージでの読み書きとなるためこの部分のボトルネックがないというのが最大のメリット。外部のエンジンであればそことのネットワーク帯域を消費することになります。
それ以外にもPLATFORMシリーズではカタログファイルの生成により検索エンジンへの最適化、Adobe After Effectのレンダリングボリュームとしての指定が可能。まさに制作のワークフローに合わせた、完全なるカスタム設計されたモンスターマシンということが言えます。
保証もハードウェア3年間と充実。皆様のワークフローにビシッとマッチすればこれ以上の製品はないと思えるProMAX。国内の代理店が早く決まることを切に願います!!
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