ルーマニアでハイセンスなデザインと優れた木工技術でスタジオファニチャーを開発するZAORはMusikmesse 2014で美しすぎる新製品を発表。
KLAViDESK
インパクト大のルックスでたちまち話題になったKLAViDESK。リアルなピアノタッチの88鍵盤のMIDI鍵盤…と言っていいのか、ワークデスクに鍵盤がインストールされていると言った方がいいのか。支柱の足下にはペダルが2本見えます。
天板サイズは奥行きがありなかなか大きなサイズなので、楽譜を書くにも便利。エレガントに紅茶を飲んでみたいと思うのは私だけ…?(くれぐれもカップをひっくり返さないように!)
妄想はこのくらいにしましょう。これまでシステムデスクというとラック棚やモニタースタンドが予め付いていましたが、このKLAViDESKは完全に平面の平置きスタイルのシステムデスクです。
ノートPCの高速化や小型モニタースピーカーの高性能化、UA社APLOLLO TWINやAPOGEE QUARTETのようなデスクトップ型オーディオI/Fの高性能化など、コンパクトなソリューションでプロ級の仕事を仕上げることができる今だからこそありえるシステムデスクの新しい形とも言えるのではないでしょうか。
この製品に使われている鍵盤の詳細や価格、発売時期をスタッフに聞いてみましたが「近々詳細が発表されるのでお楽しみに」ということでした。
MIZA X
左右のスピーカースタンド、そして4Uラックを3つ搭載したスタジオデスク。
キーボードなどを乗せる中机はレールがついていて、引き出すことができます。
背面からだとよく分かりますが、スピーカースタンドはこうやってダイヤル一つで高さを段階的にアジャストできます。
MIZA DESKTOP RACK
さきほのMIZA Xと同じMIZAシリーズの汎用ラック。 美しいデザインもさることながら、卓上で使いやすいように傾きがつけられていて、サイドパネルの凸凹を合わせる形で積み重ねて使えます。
その他、機能美に彩られたスタジオファニチャー
スピーカースタンド
スピーカースタンドも美しく、高さ調整もラクな仕組みです。
ZAORは既製品の他にオーダーメイドでのスタジオファニチャーの制作を受注してくれるメーカーです。放送局やプロスタジオはもちろん、個人でもスタジオひとつまるごと全ての建具の設計を請け負ってくれるそうです。
とはいったものの、ZAORはまだ日本の代理店がなく製品のシッピングも行われていないため、日本に住む限りでは今のところ購入することができません。
こんな夢のようなスタジオ、持ってみたいですね。
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