ジャストなキーボードサイズとシンプルデザインのオーディオインターフェース「IONYX」が登場!! Lexiconならではのリバーブプラグインも付きます!!
Lexiconブースから覗くのは銀を基調としたデザインと大きなノブが特徴の三機種。低価格なUSBインターフェースとして本国でomega、Lambadaといった機種を発表していましたが本格的なオーディオインターフェースの発表はこれが初めて。またお隣のラックにはFirewireの1UタイプにPCM96のNEWモデルが…!! 今回は試聴コーナーなどは用意されていませんでしたが各製品のポイントを伺ってきました。
まずは一際目を引いたUSBインターフェース「IONYX」シリーズ。三種類のモデル(U22、U42S、U82S)が用意されており、それぞれ2ch、4ch、8chのマイクプリアンプを搭載しています。本体パネルに傾斜がついており、ちょうどキーボードの奥に置いてボリュームコントローラーのような感覚で使用出来るのがオシャレ。ノブも見たままの最低限の数に押さえていながらボリュームノブの右にダイレクトアウトとDAWアウトのMixノブも忘れず配置と中々気が利いてます。ちょうどiMacと薄型キーボードの間に奥のを想定したデザインとのこと。日本でのDuetなどの人気を考えるとUSB対応という点、Win/Mac両対応という点も相まってかなりヒットするのではないでしょうか。またLexicon開発のVST/AUプラグイン「PantheonⅡ」もバンドル。本体にプラグイン用のDSPなどは付いていませんがU22で$299という価格を考えれば悪くない選択肢でしょう。(しかしマイクプリの仕様上バスパワーのみでの駆動は出来ないためご注意を) U42Sは$399、U82Sは$599と8chマイクプリ付モデルとしてはかなりリーズナブルです。U42は既に発売中、他の2機種も3月中の発売予定です。
また左手のRackにはFirewireモデルのIONYX 「FW810S」がマウント。
こちらは最近のSPLアウトボードを思わせる高級感のある作りにアナログ8in/10out、デS/PDIF、MIDI端子を備えた充実の仕様。1、2chだけマイクプリが全面配置されているのも宅録ユーザーにはありがたいところ。こちらのモデルのポイントはDSPを実装しており専用mixing consoleソフトウェア上で「dbx dynamics」エフェクト(comp、gate、EQ)をプラグインとしてインサートできる点でしょう。カラフルな本体LED上で各チャンネルへのインサート状態も確認できるなどUシリーズ同様に気が利いてます。スタンドアローンでのプラグイン仕様やパラメータ設定は不可能とのことですがPantheonⅡを始めとした豊富なバンドルプラグインなど非常に魅力の高い製品です。本国では既に発売中で価格はなんと$799!! 今はみんなで国内流通の開始を祈りましょう。この製品日本で売ってないよ、と伝えた所ブースのLexiconスタッフも知らなかったようで今後の展開に期待が持てるかも…?
さて最後にPCMシリーズの最新作PCM 96 Surroundがお目見え。
今回はデモは無く展示のみでしたがアナログ入出力のPCM96SUR-AとDB25ケーブルによるデジタル入出力のPCM96SUR-Dの二機種が登場。操作系のシンプルな専用ソフトウェアプラグイン上からコントロールが可能という今回のLexiconらしい作り。こちらも国内の販売が待たれる所です。価格は$3999程度を予定とのこと。今しばらくお待ちください!!
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最近有名なメーカーが続々とオーディオインターフェイスを出してきてますが、やっぱり個人スタジオを意識しての事の様相ですね。
Comment by Fine — 2009 年 1 月 17 日 @ 9:25 PM