2009.1.9

世界最大規模の楽器の祭典"Winter NAMM Show 2009"、1月15日開幕!

世界中のデベロッパーから新製品、新技術が発表されるWinter NAMM Show 2009、今年もロックオン・スタッフが現地からレポート!

さぁ遂にやってきましたWINTER NAMM 2009 !! もはや恒例の「ANAHEIM CONVENTION」にて今年も開催されます。幕張メッセ+ディスニーランドといったある種千葉色(?)の強いこの地から今年はどんな新製品が飛び出すのでしょうか!! レポーター竹本が会場の興奮を余すことなくリアルタイムでお届けします。 さて期待膨らむばかりのNAMM SHOW 2009ですが実は開催日が年を重ねるごとに1、2日程度早まっていることに皆さんお気づきでしょうか? 2006年は19日、07年は18日、08年は17日ときて今年はなんと15日。20年あたりには元日開催なんてのもあるかも? お正月気分も抜けきらぬままロス郊外のアナハイムへ突入です。

Euphonix Mc Artist

昨年のNAMMで発表され、大きな話題となったEuphonix Mc Artist

ではここでひとつ08年を振り返ってみると、年間を通してソフトウェアを中心とした製品開発が顕著に感じられた年だったように思います。ハードウェアにおいてもDAWとの親和性を重視したコンパクトなコントローラーやI/O機能を併せ持ったシンセサイザー等々、PCと絡まない製品はほとんどなかったのではないでしょうか。むしろ低価格なオーディオインターフェース等においては今ひとつ個性のない製品が乱立していた感すらあったように思います。だからこそ今年は各メーカーの「色」を打ち出した商品開発に強く期待したいところです。

Roland Fantom G

Rolandの最新ワークステーション FANTOM Gシリーズも、昨年のNAMMの注目の一つ。

早速国内メーカーではRolandから新製品の登場が公式アナウンスされており、YAMAHAからも新商品発表の情報が囁かれています。現在nanoシリーズが大ヒット中のKORGも持ち前のセンスを活かしたあっと驚く製品を期待したいところです。

海外メーカーでは昨年衝撃を与えたEuphonix社の「MC Artist」や22inchのタッチディスプレイを備えたモンスターコントローラー「TANGO」などといった斬新な新製品を数多く発表してほしいところ。もちろんSTUDIO ELECTRONICSが昨年発表した「OMEGA ORION」のような採算を度外視(?)したかのような機材の発表もNAMM SHOWのお約束。ワクワクする様なハードウェアの登場をお待ちください!!

McDSP Retro Pack

全Pro Toolsユーザー必見のMcDSPも、しっかりチェックしてきます!

そして最後に年々著しく進化を続けるPlug-In Instrumentsは驚きの連続でしょう。音源ライブラリーの容量を競うだけでなく、ハードウェアでは容易に表現出来ない新しい角度からのアプローチを行える製品が数多く登場するのはもはや確実です。Effect Plug-Inにおいても、人気のMcDSP社が「Better than Hardware」をテーマに新製品を発表予定等、開場前に現場は活気で満ち溢れています。

音楽の祭典NAMM SHOW 2009。15日からのRock oNレポートには毎年恒例各製品への期待度や感想を投稿いただくことが可能となっています。あなたの貴重なコメントがお気に入りメーカーの商品開発に影響を与えることもありえますよ!! このエキサイティングなイベントに是非一緒に参加しましょう!!

* NAMM Show 2008オフィシャルサイト(www.thenammshow.com/)
* Rock oN Companyの過去のレポート一覧はこちらから。


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