2009.01.14

NAMM 2009間もなく開幕!! 今年もRockoNスタッフが最速現地レポート!!

昨年を上回るカリフォルニアサンシャインのロサンゼルスへ北米初上陸のスティービー竹本降り立つ!!

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ファーストクラスの旗を押さえながらエコノミーへ乗り込むスティービー竹本

今回は、北米初上陸のスティービー竹本が、皆様の期待(店頭でも多くのご要望をいただきありがとうございます。)に答えるべくレポートを担当致します。なんと海外旅行未経験を補うために、地獄の地球半周21時間フライト(ドバイ>キプロス>マルタ)体験し練習海外旅行済みです?!

さて無事飛び立ったフライトで、映画「ハッピーフライト」に遭遇!実は、出会いの遅れからまだ前半しか見ていませんが・・(無事の帰国の際には続きを)。今回はANAでのフライトでしたが、全日空が全面協力のこの映画飛行機マニア垂涎の映画化と思われます。二年を掛けたリアル取材と撮影は、目の前にいる搭乗員さんと映画の俳優さんがオーバーラップする始末。かなり楽しめる作品です。

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そして。。。遂にロサンゼルス空港へ到着!! 現地はちょうど午前10時をまわった頃。今年のカリフォルニアサンシャインは昨年を上回る暑さで、サングラス等日中の日焼け対策は必須です。早速タクシーを捕まえホテルへ移動を始めると、すぐさまPaul R.Williams氏により建設の「LAX」が窓からお目見え。現在は残念ながら修理中で美しい外観を伺うことが出来ませんでしたが、皆様ロスに行かれた際は是非立ち寄ってみてください。

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ハイウェイを抜けてサンタモニカ(激務の前のしばしの急速)のホテルに着いたところで日本との気候差と時差ボケのためかダウン。気づいた頃には日も沈み、ようやく過ごしやすい気温になったところでビーチサイドで晩ご飯を散策開始。

 

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ビーチサイドでは映画「フォレストガンプ・一期一会」でおなじみの「ババ・ガンプ・シュリンプ」でエビ料理を食すことが出来ました。愛知育ちでエビふりゃーにはウルサい僕ですが、現地のエビフライはソースなしでもとても甘く、素材の味が強く出ていました。現地の家族連れは写真の料理「HEAVEN」を一人一皿注文していましたが僕らはシェア。一人で食べるときっとエビの夢が見れます… 。すっかりエビ臭くなった私たちは最後にレストランの外で映画の冒頭のシーンを再現するキットを発見(東京のチェーン店舗でもお馴染み)。同行のカメラマンに首や手首の角度を修正されつつカリフォルニア到着初日の記念の一枚。

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カエル君も干涸び気味

到着二日目、NAMM会場の下調べを行いつつ、当日の鋭気を養うためにサンタモニカから少しロス視察。$3(今のレートなら三百円以下!!)のデイパスを購入するだけでサンタモニカからハリウッド、マリブまで長距離メトロバス搭乗が自由自在なのは驚きです。朝食を手早く済ませ、定番のギターセンターの前にロス観光地でも人気の高い「ゲッティー美術館」へと移動を開始。途中アナウンスなしのバス停留所を見逃したり、ゲッティとUCLA付近の迂回するバス経路に惑わされ逆走してしまったりとメトロ&BigBlueバスは噂に違わぬ敷居の高さ。悪戦苦闘しながらもゲッティセンターへようやくの到着。

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無人運行のホバークラフトトラムで穏やかに丘の上に到着すると、雲一つない澄んだロサンゼルスの空と地平線に目を奪われます。大富豪J.Paul.Gettyにより莫大な資金とコレクションをふんだんに使って作られた美術館で、屋内のアートやイベント、そしてロスを一望できる高台の風景と庭園を自由に楽しめる上に入場無料という地元っ子達の憩いの場所。建物の外観も四角く切り抜かれた大理石が額縁のように背景を捉えるよう設計されており、すべての風景がアートとして成立するようデザインされています。日差しが傾きだした庭園の芝生で迫りくる激動の日々に備えしばしの休息。

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夜間のバスは要注意!!

 

さてデイパスを駆使しPriceLessな移動を再会。しかしここでも無賃乗車客と運転手とで荒れる夜間メトロバスとトラップの如き迂経路の上りと下りを把握できず、ダウンタウンへ向かうはずがいきなり逆走でマリブへ直行。過ちに気づいたときには辺りは明かり一つない山間地帯。バス内の荒廃っぷりも相まって心身恐々でしたがマリブ付近の町並みから明かりが見え始めようやくリターン開始(夜間のバス移動はご注意ください!!)。日が暮れた頃にようやく定番のGuitarCenterへと到着。

 

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毎年恒例ではありますが入り口手前のアーティスト手形を拝見。スティーリーダンの手形を発見し、鍵盤弾きの僕は思わずフェイゲンにタッチ、するはずが間違えてベッカーにタッチ。ビッグネームたちの手形に後ろ髪を引かれながら店内へ入ると「Guitar Center」という名称ながらRockoNと同じデジタル機器全般の充実ぶりにも驚かされます。また不景気の影響で気合いを入れ直したのか店内は例年よりも各コーナーが非常に整備されており、同業者として感銘を受けるポイントも。また円高の影響か、いくらとはいいませんが軒並みソフトウェアが安い!! 日本で各代理店様が円高差益キャンペーンをアナウンスし始めているのも納得のプライスです。

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GuitarCenterの後は私の個人的な希望で2ブロックほど先のチャイニーズシアター&コダックシアターへ移動。アカデミー賞でもおなじみの場所ですがこの二カ所の間に刻まれた名優たちの名前の中に日本が誇る「GOZILLA」を発見。そのお隣にはミッキーマウス、もう何でもありですね。チャイニーズシアターではスピルバーグ手形にもタッチ。定番の観光スポットではありますがやはり目の前にしてみると感無量で、日本に帰ったら久しぶりに「激突」でも見ようかという気になりました。夜間のため山間の「HollyWood」文字を拝むことは出来ませんでしたが、肉眼より性能の良いデジタル一眼レフを感度全開で帰り際に撮影したところ何とかうっすらと見ることも出来ました。

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最後に、コダックシアターへ向かう途中「しゃぶ大好き」という危険な日本語看板を目撃し慌てて確認に向かったのですが、のぞいて見るとそこはしゃぶしゃぶのお店。節約バス観光の最後に少し贅沢をということで思い切ってチャレンジ。

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つっこみ所満載のアメリカンしゃぶしゃぶ

 しゃぶしゃぶと寿司や刺身を中心メニューとした日本料理のお店でしたがそこは流石にハリウッド。映画同様に突っ込み所は満載です。「Classic  Syabusyabu」という名の基本的なしゃぶしゃぶ以外に「サーモンしゃぶしゃぶ」や魚介中心の「海のおくりもの」など奇想天外なメニューが満載。「Classic」においても取り合わせの野菜にブロッコリーやマッシュルーム、やや太いシラタキに厚くカットしたタマネギなど狙ってます。そもそもスライスという技術がないのかしゃぶしゃぶなのに肉もやや厚かったりするのですが、ポン酢、ゴマだれ、締めのうどん(すする習慣のないアメリカ人向けに短くカットされてます)など変に押さえる所は押さえているのも映画同様です。

 

人生最初で最後(?)のサーモンしゃぶしゃぶ!!

人生最初で最後(?)のサーモンしゃぶしゃぶ!!

 

早速私はビーフ&サーモンしゃぶしゃぶに人生最初で最後の挑戦。とりあえずサーモンしゃぶしゃぶのポイントは「レア」です。しっかり火を通すと身が崩壊するのでタイミングにご注意を。店員のカリフォルニアお姉さんの「オイシイデスカー?」「ジャアネー」などきっと日本人男性客に吹き込まれたであろう日本語に苦笑しつつ一日のロス観光視察は終了。

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ついに明日はNAMMの地アナハイムへ移動です。会場では初日の15日から大きな新製品の発表が相次ぐ予定です。既に発表されている製品だけでなくエポックメイキングな新製品を落とさぬよう注目度の高い製品からもレポートしていきます。NAMM 2009間もついに明日開幕!! 今年もRockoNの最速レポートにご期待ください。