OCXシリーズのマスタークロックジェネレーターが好評なAntelope Audio。昨年、32chのAudio I/Fをコンパクトに1Uに収めた”ORION 32″が記憶に新しいところですが、Musikmesse2014では更にコンパクトに12chのMic Preを搭載した”Zen Studio”が登場です!!事前情報でビビッドな赤のカラーを目にはしていましたが、実機を前にすると黄、黒とカラーバリエーションも有り、塗装がしっかりとした質感も好印象。
注目の価格帯は、そして発売時期は、期待集まるMusikmesse 2014 からの現地最新動画をご覧下さい!!
)
それでは、注目の機能を見て行きたいと思います。もちろん心臓部とも言えるクロックはAccoustic Focus Clocking Technologyを搭載、Studioを名乗るだけ有り、12ch分のMic Preを搭載。しかも2chはInsert端子まで備えるので、アウトボードCompも使えますね!LINE IN/OUTはD-Subで8ch、更に2系統のADAT、HP-OUTも2系統を備えます。(ADAT端子が側面なのは特徴的ですね) DACで定評のあるOUTは想像できますが、その高性能ADの前段のMicPreがどのようなサウンドに仕上がっているのか、早くそのクオリティーをじっくりと確認したいところです。
Musikmesse 会場では、動作していませんでしたがFPGAを搭載し、強力なDSPエフェクトを提供するとのこと(類似DSPチップ比較で8倍の性能)。どのようなエフェクトが動作する様になるのか、またVST/AU/AAXなどのプラグインフォーマット対応は? 続報が非常に楽しみです!!
形状で特徴的なのが正面左にある『取っ手』?? しかし、その仕様を見ていくと、このモデルがまさしく、モバイルスタジオ環境を目指して設計されていることを感じずに入られません。そのネーミング”Zen Studio”は単純にオリエンタルな雰囲気だけではなく、東洋のIndoorとOutdoorの境界の曖昧なその住環境なども、意識してしまいます。(深読みしすぎ??)その環境想像すると”Zen Studio”というネーミングと、この仕様はしっくり来ませんか?
電源も18VのAC Inletとなっています。用意さえ出来ればバッテリー駆動も可能な仕様ということが言えるのではないでしょうか?
もちろん、それ以外のプロシューマー・ラインナップも一同にMusikmesse 2014 Antelopeブースに展示。Orion、Eclipse、Trinity、10Mとあこがれのラインナップが揃っています。皆さんにもクロックの違いは是非とも体験してもらいたいシステムのブラッシュアップの大きなポイントですよ!!!
さらにZen Studio発表の本日、Rock oN CompanyがAntelope Audio Japanと正規代理店契約を締結。より円滑で信頼あるサポートとお求めやすい新価格で、Antelopeが生み出す異次元の体験と感動を今あなたのスタジオにお届けします。Antelopeヒストリーからプロダクトの魅力に迫る記事も是非合わせてご覧下さい!
コメントを残す