株式会社メディア・インテグレーション Rock oN Company | 03-3477-1756

2009年5月14日 新製品, ,

妥協なしのコンパクト・ミキサーSolid State Logic XLogic X-Desk!


Solid State Logicが誇るハイエンド・コンソールDualityや、ルーティング・ミキサーMATRIXのサウンドを手に入れたいとは思いませんか? XLogic X-Deskは、XL9000KのDNAを引継ぐSuper Analogue回路を採用し、しかもラックマウント可能なサイズに収めた20 inputの驚愕のラインミキサーです。

SSL XLogic X-Deskは、同じコンセプトのSSL MATRIXの様にチャンネルストリップ毎に2chの入力を備えた8本のフェーダーを搭載し、外部入力をあわせた20インプットを実現。ダイレクトアウトはもちろん、インサート/2ch AUX/ステレオcueアウトも各チャンネルに装備し、2系統のモニターバス/メインステレオバスの充実したマスターセクションが魅力的です。

仕様の詳細は、まだハッキリとした事が分かっていない状況ですが、チャンネル・ストリップの画像からすると、-20db~+20dbのラインアンプ・トリムの脇に、ALT、フェイズ、インサートのスイッチが見え、その下にダイレクトアウトのプリ/ポスト切替えスイッチが続き、ステレオ・キュー、 FXセンドが2系統、PAN、カット/ソロ、フェーダーとなっています。

この価格帯なので、フェーダーはムービングでは無いのではないかと想像していますが、マスターセクションもかなりの充実振りです。

Main/ALTのモニター切替えに加え、内蔵マイク付きのトークバック、iPod等を接続するのを想定しているのでしょう、ミニフォーン・インプットも備えています。

もちろん、キューアウト、ステレオFXリターンも2系統完備しており、さすがコンソールを知り尽くしたSSLが送り出すミキサーだと、うならされます。

さらに、注目して頂きたいのは、リアパネルになります。

Main/ALTのスピーカーアウトに関しては、XLRが用意されていますが、それ以外の入出力は全てD-Subコネクターになっています。このサイズに、機能を凝縮するためには必要な事だったのでしょうが、興味深いのは、そのD-Subコネクターに振られている入出力ラベルです。

図の右からALT IN、LINE IN、INSERT RETURN、INSERT SEND、CHAN OUT、X-DESK LINK IN、X-DESK LINK OUT、X-RACK EXPANSION、CENTRE IN、CENTRE OUTとなっています。

このラベルからすると、複数のX-Deskをカスケードして使用する事が可能?と期待が膨らんで来てしまいますね。

さらに、X-Rack Expansionとある事から、X-rackにマイクプリ/EQ等を組み込んで本格的なミキサーとしての使用も視野に入っているのでしょう!

90年代のミュージックシーンを席巻したと言っても良い、SSL SL9000JやXL9000Kで本格的に採用されたSuper Analogue回路は、トランスはもちろん、トランジスターやICも使用せず、よりピュアなサウンドを求めて設計された、SSL独自の回路構成を持っており、ピュアなだけでなく、音楽的な質感をもってこの時代のサウンドに貢献してきたと言えます。

もちろん、現代の基準だからこそ、そのクオリティは輝きをより強くしており、シンプルなシグナルパスを持つX-Deskは、DAWの時代だからこそ必要とされているサウンドを体現しているでしょう。そのサウンドをあなたも是非手に入れてください!

Solid State Logic XLogic X-Desk  ¥344,000

2013年12月31日以前の記事は消費税5%の表記価格となっている場合がございます。ご了承ください。
販売価格はeStoreもしくは渋谷店にお問合せください。

Rock oN渋谷店舗のご案内
カテゴリー別に注目記事をピックアップ!