Rock oN Company ショー・レポート!IBC 2012 / PLASA 2012

TC Electronic

いよいよラウドネス運用もスタート間近!TC Electronicでは新しいラウドネスアルゴリズムALC6が公開されていました!


Loudness Authorityとカタログに誇らしげに掲げるtc electronics。ラウドネスプロダクトが勢揃いとなったブース。ここではリアルタイムのラウドネスコントロールを行うプロセッサーDB8 MKⅡ、DB4 MKⅡに搭載されていたアルゴリズムALC(Automatic Loudness Correction)の、System6000 MKⅡへの対応が発表されていました!

生放送などでの不意なレベルジャンプにも自動的に対応するトゥルーピークリミッター、ステレオ・5.1chのシグナルも自動的に判別して処理、などとラウドネスコントロールに掛ける心配と労力を一気に解消できるALC6。すでに、中継、生放送等の現場で利用の始まっているDB-4 / DB-8の中核のアルゴリズムがスタジオ向けプロダクト、SYSTEM6000へ搭載可能に。既に、SYSTEM6000導入済みの調整室には、必須のオプションとなる事でしょう。これからの導入の際にも、高品位なリバーブ、ダイナミクス、ノイズリダクション等の機能と共に、ラウドネスコントロール機のが手に入るSYSTEM6000の価値は、一気に高まったと言えるのではないでしょうか。


もうすっかり定番としてお馴染みとなったtc electoronics TouchMonitorシリーズも展示。見られてなんぼのメーターはやはり面構えがいいですね!機能を現代的なデザインにまとめたその秀逸さは勝手にラウドネスメーター界のグッドデザイン賞です。 デザインだけではなくタッチパネルを特長としたこのメーターはITU-R BS.1770、ATSC A85、EBU R128、など各国規格に準拠したプリセットを装備。もちろんARIB TR-B032にも対応し、ワールドワイドに活躍できるスタンダードとも言えるでしょう。

特長であるタッチパネルを活かして、ラウドネスメーターのほかトゥルーピークメーター、サラウンドスコープなど画面内のレイアウトも可能!マルチチャンネル、マルチソース、SDI入出力(SDI信号にAESで入力した音声をエンベする事も可能です!)VGA外部表示機能と、他の追従を許さない多機能を誇り、それぞれの現場で必要とされる構成に対応できる懐の深さも魅力です!

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